ドキドキ!プリキュア 第４５話「宿命の対決!エースVSレジーナ」

わりとつまらん真実に落ち着いたな。

エースとレジーナとがどちらも王女様に由来する一部だとか、なんとありきたりな。視聴者としてはよくあるパターンだからと、特に根拠もなく想像する程度の展開でしかない。そんなこと抜きにしても、ここまで大した伏線も無いわけで要するにつまらない展開だ。むしろ、今までの王女が幻影でジョー岡田さえそのことを知らなかったという方が遥かに意外な真実だよ。こっちも伏線は無いけど。

唯一意外でかつ納得できたのは、ジョー岡田が王女の指示で三種の神器の一つを探していたってところ。というか、ジョー岡田が本当に神器を探してたということはいつぞやのベールの偽物作戦は方向性としては間違ってなかったのか。


あと、私って話の流れに水を差されるのが嫌いなんですよね。話を円滑に進めるために自ら嫌われ役を引き受けているやつに態々そのことを暴いて、お前本当はそんなことしたくないんだろ、とか言ったり、目的を果たすためにはある人が死ななければいけないような状況で自分は死んでも良いからとその人が言ってるのにお前をほうっておけるかと駄々を捏ねたり。こういうのは吐き気を催すほど嫌いだ。今回の話はそういうのとは少し違うが、エースもレジーナもこれが終わりだと清々しく受け入れ勝負を始めているのに、どっちも失いたくないなどと言い出す空気の読まなさはまさしく私の嫌いなタイプだ。しかもそれを言ったのがエースともレジーナとも繋がりを感じ難いソードのせいで白々さまで加わって、もはや色々耐え難い。