<物語>シリーズ セカンドシーズン 第25話「第恋話 ひたぎエンド其ノ伍」
結局また続いたよ。
これ、そこまでやるような話じゃないだろ。
『恋』編が、いよいよクライマックス、みたいな雰囲気になりながらまだまだ続くようで、ふと思う。最近のシャフトの引き伸ばし技術はジャンプ漫画原作作品並ですね。『化物』で「なでこスネイク」を原作から大胆に変えてわずか二回に収めたり、『魔法少女まどか☆マギカ』第10話で二話掛かってもおかしくないほど非常に中身の濃いエピソードを一話限りに詰め込んだ頃の手際は一体どこへ。
もし、あの頃の手際がまだ健在だったならセカンドシーズンは二十六話フルに使う、総集編を三回入れる、という現在と同等の条件で全六エピソードを全てをこなすことが出来た。先ず『囮』は長くやればやるほど見た者の怒りを買うだけの内容だから二回もあれば十分。『鬼』も過去の説明が明らかに不自然なテンポだったので、三回ぐらいまでなら圧縮は十分可能。『恋』は言うに及ばず。大目に見ても五回で十分。はい、四回浮きました。一エピソード作れますね。
思い起こせば、『偽物』で「かれんビー」ごときに七話もかけたあたりで相当おかしかった。単純な原作のページ数なら(映像になっている範囲で)そこまでで一番多かったが話の内容はかなり薄かったからな。どう考えても、時間を掛けすぎである。
本編は、貝木が羽川と話し合ったり、斧乃木に絡まれたりしつついよいよ作戦決行のときが来た。それだけですね。相変わらずとてつもなくテンポが悪いが、それぞれの会話が実のある分だけ前回よりはましだ。羽川が千石の内面やこの町の状況についてを語るところは特に重要だ。千石について適切に語っていると思われるのはこのときの羽川や貝木だけなんです。
この町の状況。キスショットが現れたから霊的に乱れたのではなく、霊的に乱れたからキスショットが引き寄せられた。臥煙先輩はそう考えている。ならば、ほぼそう考えて良いのだろう。そして、これに対処すべく臥煙先輩は新たに神を用意する計画を立てた、というのが今回の騒動の始まりなのだと。しかし、それは別に良いのだがそもそもの話として、霊的乱れが起こった本当の原因は何だったのか、という疑問が生じる。その答えは、ある意味確定的という気がしないでもないが、未だハッキリしていない。
貝木の言っていることなので完全な信用は出来ないが、忍野に兄弟姉妹はいない、完全に天涯孤独、と明かされたのも地味にポイント。つまり、姪などいる筈がない。ならば扇とは何者なのか。いや、理屈だけで言えば、扇の方が家を追い出されて公には名前が出てこない立場、みたいなくだらないオチも考え付くが、明らかにそういう問題ではないのだ。その辺は後々明らかに、なるかな、このアニメで。
沼地蠟花の存在に触れるところがあったか。完全に忘れてた。
これ、そこまでやるような話じゃないだろ。
『恋』編が、いよいよクライマックス、みたいな雰囲気になりながらまだまだ続くようで、ふと思う。最近のシャフトの引き伸ばし技術はジャンプ漫画原作作品並ですね。『化物』で「なでこスネイク」を原作から大胆に変えてわずか二回に収めたり、『魔法少女まどか☆マギカ』第10話で二話掛かってもおかしくないほど非常に中身の濃いエピソードを一話限りに詰め込んだ頃の手際は一体どこへ。
もし、あの頃の手際がまだ健在だったならセカンドシーズンは二十六話フルに使う、総集編を三回入れる、という現在と同等の条件で全六エピソードを全てをこなすことが出来た。先ず『囮』は長くやればやるほど見た者の怒りを買うだけの内容だから二回もあれば十分。『鬼』も過去の説明が明らかに不自然なテンポだったので、三回ぐらいまでなら圧縮は十分可能。『恋』は言うに及ばず。大目に見ても五回で十分。はい、四回浮きました。一エピソード作れますね。
思い起こせば、『偽物』で「かれんビー」ごときに七話もかけたあたりで相当おかしかった。単純な原作のページ数なら(映像になっている範囲で)そこまでで一番多かったが話の内容はかなり薄かったからな。どう考えても、時間を掛けすぎである。
本編は、貝木が羽川と話し合ったり、斧乃木に絡まれたりしつついよいよ作戦決行のときが来た。それだけですね。相変わらずとてつもなくテンポが悪いが、それぞれの会話が実のある分だけ前回よりはましだ。羽川が千石の内面やこの町の状況についてを語るところは特に重要だ。千石について適切に語っていると思われるのはこのときの羽川や貝木だけなんです。
この町の状況。キスショットが現れたから霊的に乱れたのではなく、霊的に乱れたからキスショットが引き寄せられた。臥煙先輩はそう考えている。ならば、ほぼそう考えて良いのだろう。そして、これに対処すべく臥煙先輩は新たに神を用意する計画を立てた、というのが今回の騒動の始まりなのだと。しかし、それは別に良いのだがそもそもの話として、霊的乱れが起こった本当の原因は何だったのか、という疑問が生じる。その答えは、ある意味確定的という気がしないでもないが、未だハッキリしていない。
貝木の言っていることなので完全な信用は出来ないが、忍野に兄弟姉妹はいない、完全に天涯孤独、と明かされたのも地味にポイント。つまり、姪などいる筈がない。ならば扇とは何者なのか。いや、理屈だけで言えば、扇の方が家を追い出されて公には名前が出てこない立場、みたいなくだらないオチも考え付くが、明らかにそういう問題ではないのだ。その辺は後々明らかに、なるかな、このアニメで。
沼地蠟花の存在に触れるところがあったか。完全に忘れてた。
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