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リトルバスターズ!~Refrain~ 第9話「親友(とも)の涙」

謙吾、その胸中。

今回はなんかリアルに涙が出てきた。


リトルバスターズ再興を目指す理樹は真人に続いて謙吾を仲間に加えるべく動き出す。しかし理樹の行動を危ぶむ謙吾は仲間に入ることを拒み、最終的に勝負をすることに。と、前回とは似てることも多い話。勝負の後に回想シーンが始まるあたりは特に。だが、どうにも根本の部分で不条理だった真人とは違い、こちらはあくまで友を思えばこその行き違い、というテーマでハッキリしており最後まで見やすい。結末も素直に感動的だ。


謙吾との勝負は野球、というか鈴編の最後にやった勝負と同じもの。前後して、あの時謙吾が激しい怒りを見せたことにも触れられているけどどうもスッキリしない。世界の秘密を利用して欺く、ねぇ。この作品世界が繰り返される何かであることはもう言われるまでもないことであり、その上でそれをどう使ったのかと言わないと説明にならない。

さておき。勝負は始まった、今度はイカサマなしで。謙吾の速球に明らかに負けていると思われた理樹だが執拗に食らいつきついにホームランを出す。そして謙吾に対しては鈴が投手を。これまた明らかに謙吾には通じないノーコンと思われたが謙吾が自身の迷いからファウルを連発して追い詰められいつの間にか敗れる。決め手はライジングニャットボール。紛うことなき敗北に彼は己の人生を振り返らざるを得なくなるのであった。今回の話に瑕疵があるとするのならここで、今回の謙吾の行動は基本的には理樹のことを慮ってのもので、そこに最後のもっと遊んでいたかったというオチがつく。勝負に勝つことが全てだった、みたいな発言がなんか少し唐突に思える。

全体としては良い話だったから別に構わないんですけどね。あと、鈴が投げてるとき明らかに変なことが起こった気もするが、もうつっこまないからな。いや、わりと真面目に、もうなんとなく世界の秘密の想像はついてきたし。


次回。サブタイが核心に迫った感があるが。
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No title

>その上でそれをどう使ったのかと言わないと説明にならない。

説明されなくても大体想像はつきますけどね。
要するに、前回真人に幻覚を見せたのも恭介ってことでしょう。 真人の過去と当時の彼の心情を知ってるのは恭介だけですし。
世界の秘密とやらを利用すれば、そういうことも可能であり、あの野球勝負の時は恭介は古式さんの幻覚を謙吾に見せて隙をついて勝ったという事じゃないでょうか?

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