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<物語>シリーズ セカンドシーズン 第21話「第恋話 ひたぎエンド其ノ壹」

詐欺師の本分。

ここに来て意外な人物たちのドラマが。


いよいよセカンドシーズン第六(数え間違いにあらず)にして最終エピソード『恋』がスタート。主人公兼語り部が詐欺師の貝木であるという意外過ぎる人選が最初のミソである。と言っても、映像作品だけ見ている人にはこれの何が面白いのか、たぶん全く分からないだろうが。


さておき。ことの発端は戦場ヶ原が自分たちというか阿良々木くんを千石の魔手から生かすために、千石を騙して欲しいと持ちかけたこと。自分にとってこの依頼は受ける価値があるかとしばし自問自答するように、あくまでビジネスとして話をする貝木が面白い。忍野も金を貰っての依頼という形ではあったが、比較にもならないほど圧倒的に商売であることにこだわっている。金だけ貰って何もせず帰っても不自然ではない空気が漂っている。というか普段は普通にそういうことしてそう。

千石は貝木から直接おまじないを教わったわけではなく、その二次被害にあっただけ。そこから巡り巡っての阿良々木くんたちへの殺人未遂になったというのは、貝木から見れば三次被害、四時被害ぐらいになってしまい殆ど無関係だ。戦場ヶ原は、依頼という形をとっているだけで貴方にはそうする義務がある、みたいなことを言っていたけれど実際には殆ど言いがかりのようなものである。依頼料も大したものではない。貝木にとってはそれこそ受ける意味の無い話だ。そこで彼が出した結論は。と、そんな風に彼が詐欺師であることを考えながら見ると中々緊迫感があるラストです。


ところで、冒頭で貝木が長々と(これでも原作に比べれば短いが)演説しましたがこれは一言に纏めると、自分の受け取ったことが正しいという保証は無い、ということです。基本が文字の羅列であり目の前にあることを受け入れる以外にない小説というジャンルでこのことをトリックとして使れるとわりとお手上げです。たとえば、何の伏線も無くさっきのは嘘を付いてたとか、さっきは幻を見ていたとか、そういった調子で前に堂々と書いてあった描写を無かったことにしたあげく、人の話を鵜呑みにせず想像力を働かせろ、みたいに言われる展開のことです。私が『囮』を断じて評価できないのはまさにこの点が問題だからです。

対してこの『恋』では最初にこのような演説も含めて、貝木がどれほど嘘吐きで平然と人を騙すかしつこいほどに強調している。故に、以降どのような展開をやっても基本的には許されるのだよ。さすが、並の妄想オチでドヤ顔をする作者とは違う。


やはり、思った通り、またしてもED変更。まず間違いなくこの曲は印象に残らんな。そしてキャストの最初が貝木であることの圧倒的インパクト。このエピソードとしてごく当然のことをやってるだけなのだが卑怯すぎる。
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物語シリーズセカンドシーズン 第21話「恋物語 ひたぎエンド 其ノ壹」

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一歩間違えば“八百長”だが…(ゴールデンタイムとかせかつよとか)

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No title

最初から語り部が嘘をつくかもしれないとバラしてたら叙述トリックにならないだろうに。

ここの管理人みたいに叙述トリックの意味も醍醐味もわからない奴らが騒ぐから、貝木はあんなにしつこいくらい自分が嘘つきと主張する羽目になったんだろうな。
語り部から嘘つき宣言を引き出してドヤ顔とか、アホらし……
要は「おまえら頭悪いから、このくらいサービスしないとダメなんだろう?」と言われたも同然なのに……
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