リトルバスターズ!~Refrain~ 第3話「ずっとここにいたかった」
来ヶ谷編、終わり。
えっと、そういう終わり方ですか。いや、お見事。
山なし、オチなし、意味なし、というのが本来のやおいの意味であるけれど、これはさしずめ、山は無いけれどオチは確かにあってしかし意味はよく分からない、といった感じです。山が無いというか終始谷の中だったようなイメージ。来ヶ「谷」だけに。
与太はさておき。繰り返される6月20日のせいもあって兎に角静かな、人の人生を揺さぶるような大事件など何も起こらない話なんだが、最後にはちゃんと意外性のあるオチがあった。それが良かった。どこに向かって進み、何を解決する、どんな話なのかは想像も出来なかったけれど、なんとなく淡々と終わりそうな気がしていたので、最後の真相で完全にそれを覆された。
今回の事件最初と言うか前回の時点では、今がずっと続けば良い、という旨を自ら口にしたことがある理樹が時間の繰り返しという、いかにもな現象と関係があるように思わず疑っていた。そこから真相が分かっていく流れが中々良く出来ていた。更に動機が素晴らしい。もとはロボットのように面白みの無い人間だったがリトルバスターズに入ってこれを居場所だと思うようになったとか、理樹への好意とか、そういった要素がここでこう効いてくるとは。というか、動機は最初から堂々と描いてあったんですね。先ずは、この辺が秀逸。
世界が犯人の見ている夢だという仕掛けも、あまりに荒唐無稽なようで、これはこれであり。なにより、私ってこういう、人間の思念、想念、希望、願望、その他諸々が現実のあり方をも歪めてしまう、という話が結構好きなんですよね。それが齎すものが時間の繰り返しだったりすると最高だ。間違いなく過去最大規模の超常現象で、作中人物も気にしているのだが、つっこむ気にはあまりならないですね。それよりも、このエピソードを成り立たせたトリックとして納得する気持ちの方が強い。
次回予告がサブタイ共々豪くシンプル。だが、ここからが本番だという感じに満ちているな。
どうでもいいけど、ブルーレイのおまけで今まで名前も聞いたことのない人の追加エピソードってどういうことだよ。専用の新しいエピソードがあるのは分かるとして。
えっと、そういう終わり方ですか。いや、お見事。
山なし、オチなし、意味なし、というのが本来のやおいの意味であるけれど、これはさしずめ、山は無いけれどオチは確かにあってしかし意味はよく分からない、といった感じです。山が無いというか終始谷の中だったようなイメージ。来ヶ「谷」だけに。
与太はさておき。繰り返される6月20日のせいもあって兎に角静かな、人の人生を揺さぶるような大事件など何も起こらない話なんだが、最後にはちゃんと意外性のあるオチがあった。それが良かった。どこに向かって進み、何を解決する、どんな話なのかは想像も出来なかったけれど、なんとなく淡々と終わりそうな気がしていたので、最後の真相で完全にそれを覆された。
今回の事件最初と言うか前回の時点では、今がずっと続けば良い、という旨を自ら口にしたことがある理樹が時間の繰り返しという、いかにもな現象と関係があるように思わず疑っていた。そこから真相が分かっていく流れが中々良く出来ていた。更に動機が素晴らしい。もとはロボットのように面白みの無い人間だったがリトルバスターズに入ってこれを居場所だと思うようになったとか、理樹への好意とか、そういった要素がここでこう効いてくるとは。というか、動機は最初から堂々と描いてあったんですね。先ずは、この辺が秀逸。
世界が犯人の見ている夢だという仕掛けも、あまりに荒唐無稽なようで、これはこれであり。なにより、私ってこういう、人間の思念、想念、希望、願望、その他諸々が現実のあり方をも歪めてしまう、という話が結構好きなんですよね。それが齎すものが時間の繰り返しだったりすると最高だ。間違いなく過去最大規模の超常現象で、作中人物も気にしているのだが、つっこむ気にはあまりならないですね。それよりも、このエピソードを成り立たせたトリックとして納得する気持ちの方が強い。
次回予告がサブタイ共々豪くシンプル。だが、ここからが本番だという感じに満ちているな。
どうでもいいけど、ブルーレイのおまけで今まで名前も聞いたことのない人の追加エピソードってどういうことだよ。専用の新しいエピソードがあるのは分かるとして。
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リトバス Rf 第3話「ずっとここにいたかった」
今週のまとめ:
素晴らしいッ!!
複数シナリオを一本にまとめる際に、残された一番の難関が、多分、姉御シナリオのこの部分だと思っていたのですよっ!それを見事にスパッと抜けましたね!そのためにかなりのコンパクト化と枝葉の落としをやられていますが、次への「繋ぎ」の見事さをこのように見せられた以上、私には「力強く頷く」以外の選択肢がありませんですよっ!
え?アニ...
リトルバスターズ!~Refrain~ 第3話「そのときも雨が降っていた」
来ヶ谷と二人で花火を見た翌朝。
再び日付は6月20日が繰り返される。
理樹以外で、来ヶ谷も花火の夜のことを覚えていた。
あれほど楽しい夜はたぶんもう来ない、寂しそうに微笑む来ヶ谷…。
来ヶ谷編、最終回。
運命の時に向かって時間は流れ出す…。
リトルバスターズ!~Refrain~ 第03話 感想
リトルバスターズ!~Refrain~
第03話 『ずっとここにいたかった』 感想
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アニメ感想 リトルバスターズ!~Refrain~ 第3話「そのときも雨が降っていた」
夢の先へ歩み出す
リトルバスターズ!~Refrain~ 第3話「ずっとここにいたかった」
6月20日、終わらない一日、それが終わりを迎える時、その空間に恭介はいない・・・そして放送室には、ピアノを弾くあの美少女がいて・・・ 「私は願った、今が終わらないようにと。その願いは叶えられ、私はこうして、今が永遠に続く夢を見ているのだよ。」 「理樹くん、ここは私が見ている夢の世界なんだ。」 あまりに才媛なゆえに常に孤独だった女の子がたくさんの‘初めて’と自分の居場所を見つけた、と言う。それ...
リトルバスターズ!~Refrain~第3話
感想はこちら→http://nizigen-world-observatory.hatenablog.jp/entry/2013/10/21/161803
―あらすじ―
幼い頃、絶望の淵にいた直枝理樹は4人の少年少女と出会った。
あれから数年、理樹はリトルバスターズのメンバーとして騒がしくも楽しい日々を過ごしている。
こんな時間がずっと続けばいい。それだけを願っていた。
...
リトルバスターズ!~Refrain~ 3話「ずっとここにいたかった」
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恭介たちが仕掛けた楽しい一夜が明けた。
来ヶ谷はあれほど楽しい夜はたぶんもう来ないと言い、寂しそうに理樹に微笑んだ。
その夜、ベッドの中で理樹は漠然とした不安に駆られていた。
何かがおかしい。時計の日付を見て、理樹は違和感を覚える。
眠るたびに何かを忘れていくよ...
◎リトルバスターズ!~Refrain~第3話「ずっと...
ケン>明日も野球の練習はできんなリキ;どういうことなんだ、昨日と同じ事が起きてる;昨日もこの光景をみた.c)どうした少年、夢の続きでもみてるようか顔だな聞いてもいいかな、今日...