サムライフラメンコ 第1話「サムライフラメンコ、デビュー!」
正義とか、ヒーローとか。
ノイタミナ二個め。相対的に、現実よりな方のノイタミナ。
町の警察官、後藤英徳はある日不審な男とであった。その男は自分が正義のヒーローになると信じて疑わず、酔っ払いや路上喫煙といった町の小さい悪と戦うと称していた。これは、なんら特別なものの無い現実的世界で、物語のようなヒーローを目指す男の物語、といったところか。方向性はハッキリしてるし、中々面白かったです。ただ、一つ言いたいことがある。
誰も彼もがヒーロー番組をヒーロー目当てで見ていると思ってるんじゃあない。私は昔から多くのヒーロー番組を見てきたものだが、ヒーローに憧れを抱いたことなどただの一度としてない。私にとってヒーロー番組とは、毎度毎度現れる個性豊かな怪獣、怪人、怪ロボット、怪事件といったもの及びそれらが齎す人や社会に対する被害を見て楽しむものであり、ヒーローなどオマケだ。そのようなバラエティ豊かな状況を作るための舞台装置に過ぎん。分かり易く言えば、私の視線は常にヒーローの敵の方にこそ向けられている。
そんな私にとって、ヒーロー番組はヒーローのやることなすことを絶対視して自分もあのようにありたいと思いながら見るもの、みたいな意識を前提とした物言いには虫唾が走る。他にも見るべきこと、考えるべきことは色々あるだろう。
まぁ、そんなことはさておき。この作品、このエピソード自体は中々良かったですよ。ヒーローに憧れる羽佐間正義は、その動機こそ適当ではあるもののキャラ設定は中々絶妙。何より後藤のおかげで、その馬鹿っぽさが実際馬鹿なこととして扱われ、何とかギャグになってるのも良し。と同時に、そんな彼が気を奮い立たせて夜中の町にたむろするチンピラに説教したことは間違いなく英雄的行為をなしたと思えます。彼という人物の最初の紹介として実に良かった。
ノイタミナ二個め。相対的に、現実よりな方のノイタミナ。
町の警察官、後藤英徳はある日不審な男とであった。その男は自分が正義のヒーローになると信じて疑わず、酔っ払いや路上喫煙といった町の小さい悪と戦うと称していた。これは、なんら特別なものの無い現実的世界で、物語のようなヒーローを目指す男の物語、といったところか。方向性はハッキリしてるし、中々面白かったです。ただ、一つ言いたいことがある。
誰も彼もがヒーロー番組をヒーロー目当てで見ていると思ってるんじゃあない。私は昔から多くのヒーロー番組を見てきたものだが、ヒーローに憧れを抱いたことなどただの一度としてない。私にとってヒーロー番組とは、毎度毎度現れる個性豊かな怪獣、怪人、怪ロボット、怪事件といったもの及びそれらが齎す人や社会に対する被害を見て楽しむものであり、ヒーローなどオマケだ。そのようなバラエティ豊かな状況を作るための舞台装置に過ぎん。分かり易く言えば、私の視線は常にヒーローの敵の方にこそ向けられている。
そんな私にとって、ヒーロー番組はヒーローのやることなすことを絶対視して自分もあのようにありたいと思いながら見るもの、みたいな意識を前提とした物言いには虫唾が走る。他にも見るべきこと、考えるべきことは色々あるだろう。
まぁ、そんなことはさておき。この作品、このエピソード自体は中々良かったですよ。ヒーローに憧れる羽佐間正義は、その動機こそ適当ではあるもののキャラ設定は中々絶妙。何より後藤のおかげで、その馬鹿っぽさが実際馬鹿なこととして扱われ、何とかギャグになってるのも良し。と同時に、そんな彼が気を奮い立たせて夜中の町にたむろするチンピラに説教したことは間違いなく英雄的行為をなしたと思えます。彼という人物の最初の紹介として実に良かった。
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サムライフラメンコ 第1話「サムライフラメンコ、デビュー!」
サムライフラメンコの第1話を見ました。
第1話 サムライフラメンコ、デビュー!
「何だ?お前」
「怪しい者じゃありません」
「いや、怪しいだろ!そこで何やって…!?泥棒か?」
「違います。僕は正義の味方です」
知比留市・幸待町で警官・後藤英徳は何故か裸でいた羽佐間正義と出会い、何故裸になってしまったのか聞くのだった。
正義が男性ファッション誌のモデルとして活躍する一方、...