戦姫絶唱シンフォギアG 第13話「遥か彼方、星が音楽となった…かの日」

ありそうな可能性を悉く排した果てに残るものとは。

予想の範疇であるような、そうでもないような最終回。


いよいよ最終回です。思えばここまで色んなことがありました。

前作のラスボスの名を冠する組織が全世界に向けて宣戦布告をする。→いきなり人質を解き放ったのを皮切りに以降特に事件を起こさない。あげく、テロの真似事は止めて和解、とか言い出す。
敵のリーダー格が主人公と同じタイプの武器を持つ。→特に意味は無い。また直接戦うことも殆ど無い。
敵のリーダー格は前作ラスボスが新たに転生したもの。→ハッタリでした。
本物の転生者は組織の中の別の奴だった。→勘違いでした。
本当の本当は別のところにいた。→でも出てきたと思ったらそれだけで終わり。
聖遺物を食ってパワーアップする自律型聖遺物ネフィリム。→動いたと思ったらいきなり主人公に殴られて終わり。
同化した道具が主人公の体を蝕んでいて命が危ない。→無茶苦茶適当に直った。
主人公の親友が洗脳されて敵になった。→すぐ戻った。

他にもネタはつきませんが兎に角。面白そうな話題、ときには最終回を盛り上げるのにも使えそうなネタを次々無為に使いつぶすさまはある意味感動的ですらある。


それらを踏まえて最終回。内容は、ウェル博士が苦し紛れに暴れさせたネフィリムにシンフォギア装者六人が力を合わせて立ち向かう。そこだけ聞くと特に捻りの無い内容だ。しかし、月の落下云々が結局有耶無耶になったり、そもそもこの作品のここまでの流れから言って六人全員が力を合わせる展開自体が少し不自然だったり、なんとも妙な話になっております。これがやりたいという意識優先で、整合性とか自然さとかを投げてませんかね。

とりあえず、博士の末路は中々良かったというか面白かった。普通に捕まって裁かれる、この作品にそんな解決があったことに少し驚く。本人が戦うタイプではないからそれが一番妥当な解決ではある筈だが、今まで全く考えなかったよ。

ところで、最終回にもなって今更気付いたが、博士って響と分かり易く対照的なんだな。自分のやってることが善行とか英雄的とかどうかなんて深いことは考えず人助けをする響と、自分が英雄だと信じて人に迷惑をかける小悪党と。なんか敵としての方向性がよくぶれていた気がするが、そこだけは終始変わっていなかった、ようなそうでもないような。


ネフィリムはソロモンの杖でバビロニアの宝物庫を開いてその中に捨てた。装者たちも入ったが、また杖で出口を開けて帰ってきた。これが本当のゲート・オブ・バビロン、なんてね。それはさておき。ソロモンの杖ってこんな道具でしたっけ。あと、帰ってきたとき、ソロモンの杖を拾い上空の穴に向かって投げるのを未来がやったわけだが。なんかこう、やりたいことは分からんでもないけど、杖を拾うのにはたとえ満身創痍でも響の方が近そうに見えるし、常人である未来が遥か情報の穴に杖を届かせられるのが不条理極まりない。この間違いなく狙ってない変さ、最後の最後で実に『シンフォギア』らしい。


わけの分からんサブタイがわりと文字通りの意味だったのは良い意味でも悪い意味でも度肝を抜かれた。そして今までのストーリー上音楽が重要だったことなんて殆ど無いのに、人類の相互理解が遠のいたかもしれないという旨に対し、音楽があると返す厚かましさ。いっそ清々しい。


兎に角。終わってみると、何だろう、この作品の蛇足感は。やはり前作できれいに終わっていて続編は難しい、そんな開始当初抱いた印象を最後まで覆せなかった、というのとも少し違う。小さいところではクリスのその後、大きいところでは月が落ちてくる、など前作の続きらしく話を広げてる部分も幾つかあるんですけど、終わってみるとやらなければ良かった感じが漂っている。本当に何故なんだろう。
スポンサーサイト

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

戦姫絶唱シンフォギアG EPISODE 13「遥か彼方、星が音楽となった…かの日」 感想

風が髪をさらう瞬間君と僕はコドウを詩にした 奪われたのでなく、解き放たれたと知った君がついに立つ。 倒すべき悪の潜まぬ闇を貫くは、壊れやすいまでに純な輝き。 英雄でない者だからこそ、その手に零さず掴める世界がある。 寂しさは優しさへ…傷痕は、強い絆結ぶ証になる。 この胸の希望に終わりはない。 飛び立とう、声を重ねて――空が待っているから。 「マリアさんのガングニール...

アニメ感想 戦姫絶唱シンフォギアG 第13話「遥か彼方、星が音楽となった…かの日」

最速で最短で真っ直ぐに!!!

戦姫絶唱シンフォギアG EPISODE13 最終回!!まさかの投槍エンドw

おっしゃー司令の出番来たァ! いきなり床に穴をあける司令。 2期では控え気味だった司令だが、最後の最後でようやくその超人敵活躍を見せてくれました。

戦姫絶唱シンフォギアG 第13話

EPISODE 13「遥か彼方、星が音楽となった…かの日」の感想です。「ガングニール…適合だと!?」マリアのガングニールを自らのギアとしてまとった響。中継されたそ...

◎戦姫絶唱シンフォギアGEPISODE13遥か彼方、星...

マリ)ガングニール適合だと d>こんなところで、終れるものか!シン>そのシンフォギアはヒビキ:マリアさんの歌が答えてくれたんです[)フロンティア移動開始マリ)今のウェルは...

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Author:11番の日記
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
FC2カウンター
フリーエリア