大海原の小さな光

というわけで始まったセカンドシーズン第四の怪異譚（←数え間違いにあらず）『囮』ですが、最初にハッキリと言っておきます。本作はセカンドシーズン、のみならずファースト、そしておそらくはまだ（２０１３年９月２２日現在）終わらぬファイナルシーズンまで含めてのダントツ最下位の出来です。『猫（黒）』がファーストシーズン最下位にして全体で二番目ぐらいに悪い作品であり、これがセカンドシーズン最下位にして全体の最下位になる。これが私の評価です。


と、ここまでが前置きのつもりだったんですが、ここから先は書くことが全くありません。いや、本当に何も無いんですよ。基本何言ってもネタバレになるというかネタバレに繋がるような話ですから。そしてその明かしてはならないネタにこそ重大な欠陥がある。私としてはそのネタが明かされたときこそ、この作品がいかに問題なのかという感じで大いに語るつもりなので今の時点では本当に何も言えないのです。

まぁ、強いて言うとするならば、見ての通り『猫（白）』と同じく阿良々木くんが主人公ではない物語ということです。主人公（ヒロイン）千石、語り部千石。全てにおいて彼女の物語だ。それだけは確実に言える。


そういえば、EDが変わったな。１クールも経っていない豪く半端なタイミングでの変更だが作品の内容、というか話の区切りに合わせてるのかな。話の切れ目としてはこの辺が実際ちょうど良いし。などと言いつつ『囮』編或いはその次のエピソードが終わったらまた変わってる可能性も半々ぐらいにあると思っている。