仮面ライダーウィザード 第50話「大切なものは」
笛木の最期。
なんと言うか、一々驚きがいが無かったり悪い意味で驚いたり。
先ずは、前回ラストシーンからの続き。ビーストが決死の覚悟でサバトを止めたところにゆっくり歩いて現れ「俺が最後の希望だ」とどや顔の晴人。そのまま笛木との戦いが始まるも「お前の力は全て私が与えてやったものだ」という定番の台詞とともに破れる。恥ずかしい、これは恥ずかしい。話の流れはもうこれ、笛木を倒して終わるしかない状態だろ。よりにもよってここで負けるか。
なお、よほどの愚鈍でない限り、ウィザードの最強形態は晴人自身から生まれたもので笛木の関与はないことを覚えているだろうし、すれた視聴者としては普通に考えればアレを使うのだろうなと考えるところである。そして何の捻りもなくそうなった。それ自体はまだ構うまい。問題の指輪を笛木が落としたのを見つけたコヨミが届けるという流れも認めよう。しかしそのときにコヨミが晴人に対して、誰でもない晴人だけの魔法、などと直接的なことを言うのはだけいささか我慢しかねる。
このときのコヨミは、晴人が笛木には魔法を教えられた者ゆえ苦戦するという状況など全く知らない。こういうオリジナルの魔法があることを強調するはずが無い。そもそもそれ以前にこの台詞が前後の流れからあまりにも浮いている。こういう台詞を発するシチュエーションでは全くない。一体どうしてあの状況で、あの台詞を発したのか意味不明と言わざるを得ない。
ファントムごときがこの私に勝てると思ってか、突如襲い掛かったグレムリンに対し笛木は力強くそう言った。その言葉通り戦力差は実際圧倒的であった。ついに笛木の剣がグレムリンを木に磔にした。が、焦ったか笛木はグレムリンに止めを刺さずその場を後にした。その後のグレムリンの狙いを考えると、剣は逆にグレムリンの方で固定していて動かせなくなっていた、とかいうつもりなのかもしれないが、だったら攻撃魔法の一つでも使えば良い話だ。バカなのか、こいつらは。
そして、ウィザードとの戦いで体力を使い果たした笛木は予定調和に、剣をわがものとしたグレムリンに止めを刺されたのであった。更にグレムリンは返す刀でコヨミを切り賢者の石を取り出した。レギュラーがバタバタと居なくなっている以上、最終的に笛木が倒れグレムリンが漁夫の利を得る可能性は十分考えられてはいた。だが、その結末にこんなバカみたいな過程でたどり着くとは正直微塵たりと想像しなかった。
賢者の石が奪われて、今度こそ本当に死ぬ羽目になったコヨミだが、ここで晴人相手に長々と最後の言葉を語るのだった。賢者の石で動いてる人形という説明のわりにはえらい余裕があったなぁ。電池を抜かれた電化製品が正常に動いているがごとき違和感。
どうでもいいが、私にとってこれほど主要人物を好きになれない、応援できない作品というのも珍しい。「何か別の方法が」と壊れたレコードみたいに繰り返してるだけで何も出来ないし、していない晴人にはまるで好感が持てない。愛するもののためならどんなことでもやる、何を犠牲にしても良いというのは個人的にかなり好きなタイプなのだが笛木は不思議なくらい好きになれない。グレムリンは「人間になりたい」が意味不明すぎる。こんなので最終決戦って。
なんと言うか、一々驚きがいが無かったり悪い意味で驚いたり。
先ずは、前回ラストシーンからの続き。ビーストが決死の覚悟でサバトを止めたところにゆっくり歩いて現れ「俺が最後の希望だ」とどや顔の晴人。そのまま笛木との戦いが始まるも「お前の力は全て私が与えてやったものだ」という定番の台詞とともに破れる。恥ずかしい、これは恥ずかしい。話の流れはもうこれ、笛木を倒して終わるしかない状態だろ。よりにもよってここで負けるか。
なお、よほどの愚鈍でない限り、ウィザードの最強形態は晴人自身から生まれたもので笛木の関与はないことを覚えているだろうし、すれた視聴者としては普通に考えればアレを使うのだろうなと考えるところである。そして何の捻りもなくそうなった。それ自体はまだ構うまい。問題の指輪を笛木が落としたのを見つけたコヨミが届けるという流れも認めよう。しかしそのときにコヨミが晴人に対して、誰でもない晴人だけの魔法、などと直接的なことを言うのはだけいささか我慢しかねる。
このときのコヨミは、晴人が笛木には魔法を教えられた者ゆえ苦戦するという状況など全く知らない。こういうオリジナルの魔法があることを強調するはずが無い。そもそもそれ以前にこの台詞が前後の流れからあまりにも浮いている。こういう台詞を発するシチュエーションでは全くない。一体どうしてあの状況で、あの台詞を発したのか意味不明と言わざるを得ない。
ファントムごときがこの私に勝てると思ってか、突如襲い掛かったグレムリンに対し笛木は力強くそう言った。その言葉通り戦力差は実際圧倒的であった。ついに笛木の剣がグレムリンを木に磔にした。が、焦ったか笛木はグレムリンに止めを刺さずその場を後にした。その後のグレムリンの狙いを考えると、剣は逆にグレムリンの方で固定していて動かせなくなっていた、とかいうつもりなのかもしれないが、だったら攻撃魔法の一つでも使えば良い話だ。バカなのか、こいつらは。
そして、ウィザードとの戦いで体力を使い果たした笛木は予定調和に、剣をわがものとしたグレムリンに止めを刺されたのであった。更にグレムリンは返す刀でコヨミを切り賢者の石を取り出した。レギュラーがバタバタと居なくなっている以上、最終的に笛木が倒れグレムリンが漁夫の利を得る可能性は十分考えられてはいた。だが、その結末にこんなバカみたいな過程でたどり着くとは正直微塵たりと想像しなかった。
賢者の石が奪われて、今度こそ本当に死ぬ羽目になったコヨミだが、ここで晴人相手に長々と最後の言葉を語るのだった。賢者の石で動いてる人形という説明のわりにはえらい余裕があったなぁ。電池を抜かれた電化製品が正常に動いているがごとき違和感。
どうでもいいが、私にとってこれほど主要人物を好きになれない、応援できない作品というのも珍しい。「何か別の方法が」と壊れたレコードみたいに繰り返してるだけで何も出来ないし、していない晴人にはまるで好感が持てない。愛するもののためならどんなことでもやる、何を犠牲にしても良いというのは個人的にかなり好きなタイプなのだが笛木は不思議なくらい好きになれない。グレムリンは「人間になりたい」が意味不明すぎる。こんなので最終決戦って。
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お前の魔法はすべて私が与えたという白魔。
インフィニティあるじゃん!と思ったけど、指輪は白魔の手にあったね~
お前ではコヨミは救えん!他に方法...
今日のウィザード 第50話
「大切なものは」
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サバトは失敗したと言う笛木はサバトを
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仮面ライダーウィザード 第50話 感想
仮面ライダーウィザード 第50話 「大切なものは」 仁藤(&キマイラ)の活躍によりサバトは失敗魔法使いではなくなった仁藤が大ピンチだったがそこに現れたのは人柱から解放された
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仮面ライダーウィザード 第50話 「大切なものは」。グレムリン,ついに賢者の石をゲットする。
続きは読みたい方だけどうぞ。
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仮面ライダーウィザードの第50話を見ました。
第50話 大切なものは
功介は外の魔力を欲しがっているキマイラを解き放ち、地上の魔力を全て喰わせたことでサバトの阻止を成功
仮面ライダーウィザード#50.
「大切なものは」 もしコヨミさんが「完全に」復活したとして。笛木パパは彼女をどう
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サバトは仁藤さんの必死の作戦によって失敗。
もはや変身できない仁藤さんに代わって笛木の前に現れたのは晴人。
先週は「コヨミの為なら…」と命を投げ出して他の人間の危険も考