「今期(3月終了アニメ)を評価してみないかい?20」

今回も行ってみましょう、例のアレ(五七五)。対象は以下の19個。たぶん。今回はまたやけに多い。

絶園のテンペスト
まおゆう 魔王勇者
D.C.III~ダ・カーポIII~
俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる
閃乱カグラ
ラブライブ! school idol project
AMNESIA(アムネシア)
ささみさん@がんばらない
ビビッドレッド・オペレーション
僕は友達が少ないNEXT
琴浦さん
問題児たちが異世界から来るそうですよ?
ガールズ&パンツァー
PSYCHO-PASS サイコパス
さくら荘のペットな彼女
ジョジョの奇妙な冒険
スマイルプリキュア!
リトルバスターズ!
ROBOTICS;NOTES ロボティクス・ノーツ



絶園のテンペスト

ストーリー:1
キャラクター性:3
画:3
演出:3
音楽:4
総合的な評価:2

典型的な城平京原作の作品。論理だの推理だの「理」という字が大好きなわりにやっていることは、一つのことをAと説明したかと思えばBとなり、しかしそうした直後にBではなく実はC、と言った感じであっちにフラフラこっちにフラフラして時間を稼いでいるだけで「理」など微塵も感じられない。そういう作品。ハッキリ言ってストーリーはスカスカ、他にも大して見るべき点は無い。

まおゆう 魔王勇者

ストーリー:2
キャラクター性:4
画:3
演出:3
音楽:5
総合的な評価:3

発想はいいのだが、あまりにも何も終わっていない。これは作品として根本的な欠陥である。しかも、ただ中途半端な終わりなのではなく、途中で区切りの良さそうなところは幾つもあったというのがまた異様である。もう少し丁寧に奨めてその辺で終わっておけばきれいな話に見えたであろうに。

D.C.III~ダ・カーポIII~

ストーリー:1
キャラクター性:3
画:3
演出:2
音楽:4
総合的な評価:1

つまりなんだったんだ、この作品は。下ネタでウケを取りたいコメディなのか、枯れない桜とか過去からのメールとか怪異現象を追うサスペンスなのか、転生だの魔法だの言った妄想めいたものが実は本当だったと言い出すファンタジックな話なのか。最後まで趣旨の掴みかねる話であった。

俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる

ストーリー:3
キャラクター性:1
画:3
演出:4
音楽:4
総合的な評価:2

作品名にあるような状況だと言うためにあらゆる詭弁を弄す作劇、それ自体は認めないでもない。しかし、それ自体が目的と化してしまっており一つの物語としてイマイチオチがついていない。あと、全体的に主要人物の挙動が不愉快というか好きになれない。

閃乱カグラ

ストーリー:3
キャラクター性:4
画:4
演出:3
音楽:2
総合的な評価:3

可もなく不可もなく、と思ったら最終回だけやけに展開を急ぎすぎている感がある。あと、1クールしかないのに、ED曲が二、三個あって結果的にここの印象が弱くなってるのもマイナス。よく聴くとどれも単体では良い曲なんだが。

ラブライブ! school idol project

ストーリー:1
キャラクター性:0
画:3
演出:3
音楽:5
総合的な評価:1

世間では途中まで良くて最後の方が駄目だった、という意見が多いですが私にとっては終始駄目でしたね。何が悪いって主人公のキャラが不快過ぎる。ただ常識や道徳に反した行動を取ってるだけの人を、自由な発想とか行動力があるとか、無理矢理に褒めて甘やかす作風はそれだけで大いに気に食わない。主人公以外にも私が不愉快になる点を狙い済ましたかのようについたと思える人物が非常に多く、不愉快の数え役満状態。

AMNESIA(アムネシア)

ストーリー:4
キャラクター性:3
画:3
演出:4
音楽:4
総合的な評価:3

記憶を無くした主人公が全てを思い出すための悪戦苦闘、という話だと思ったら。徐々に明かされていくファンタスティックな真相は物語開始当初から見るとあまりにも予想外で、それだけである種感動的ですらある。登場人物にはあまり魅力を感じなかったけど、事件の真相に至る流れは面白かったですね。

ささみさん@がんばらない

ストーリー:4
キャラクター性:4
画:5
演出:5
音楽:5
総合的な評価:4

神様とか、世界の改変とか、固有の設定が多く最初は面食らうがそこから上手く話を広げていた気がします。なにより“がんばらない”という作品名の意味が秀逸。あと、真面目に歌わないED、というネタもかなり面白かった。

ビビッドレッド・オペレーション

ストーリー:0
キャラクター性:0
画:5
演出:0
音楽:0
総合的な評価:0

何が駄目なのかあげつらうのも面倒なほど、あらゆる全てが駄目。他の作品でどれほど駄目なことがあっても相対的に良く見えてしまうほど駄目。作画は良かったかもしれませんが。それ以外に見るところは本当に全く何一つありません。

僕は友達が少ないNEXT

ストーリー:3
キャラクター性:4
画:3
演出:3
音楽:5
総合的な評価:3

評価に悩む。最終回のオチが中途半端すぎるのだ。最終回は本来、それが放送されてから程なく出る原作単行本の展開を匂わせる終わり方になる、はずだったのだが原作新刊がいつまで経っても出ないため単純に消化不良なだけの終わり方になってしまっている。終わる直前までは、中々面白いことになっていて大いに盛り上がったのだが。

琴浦さん

ストーリー:2
キャラクター性:3
画:3
演出:3
音楽:2
総合的な評価:2

第1話で、いかに今まで困難な人生だったかをしつこく語っておきながら、その後お気楽なコメディになったのを筆頭に、どうも話の進め方やオチの付け方が上手くない印象を受ける。通り魔事件の犯人が矛盾ありまくりだったり、母親との和解に際して母が実は良い人だったと急に言い出したり。

問題児たちが異世界から来るそうですよ?

ストーリー:3
キャラクター性:4
画:4
演出:4
音楽:5
総合的な評価:4

特に根拠も無く強くて優秀な主人公たちが一周回って面白かったです。そしてそのことに胡坐をかき過ぎない、そこそこに面倒な状況設定にするバランス感覚が、これまたよし。実によく出来た娯楽作品と言えよう。

ガールズ&パンツァー

ストーリー:4
キャラクター性:3
画:5
演出:4
音楽:5
総合的な評価:3

少女と戦車との組み合わせを大前提にそのミスマッチを正当化すべく、戦車道という架空の競技がある世界を作った作品。そのような奇抜な出オチの印象が強いが本質的には、嫌な思い出を持ちそれに苦しんでいた主人公の成長というかなんと言うか、そんなかんじの物語。奇抜でもなんでもない結構真っ当なことを丁寧にやってるだけである。

PSYCHO-PASS サイコパス

ストーリー:4
キャラクター性:5
画:4
演出:4
音楽:5
総合的な評価:4

兎に角、シビュラシステムというアイディアが素晴らしい。人間の精神状態を数値として測れるようになった云々というフレーズから直感的に受けるイメージとは裏腹に、築かれたのはよくある管理社会系ディストピアものとは似て非なる「ある意味」システムに支配された未来社会。これぞSFというべき、良い発想だった。人間の意志がどうのとか、価値がどうのとか、毎回毎回もっともらしいことを言いながらつまるところやっていることは傍迷惑な犯罪の演出であるという敵役・槙島も素晴らしい。

さくら荘のペットな彼女

ストーリー:3
キャラクター性:2
画:3
演出:4
音楽:4
総合的な評価:1

天才と凡人との違いとか、青春ストーリーとか、一貫したテーマをもって作ったらしいことは痛いほどよく分かる。しかしそれはそれとして、青春ストーリーを言い訳に非常識で馬鹿な行動を取ることを正当化するような態度は止めて欲しいものである。

ジョジョの奇妙な冒険

ストーリー:2
キャラクター性:5
画:2
演出:1
音楽:5
総合的な評価:1

最低の紙芝居作品。原作に絵に色をつけ、原作の言葉を読み上げるばかりの、アニメとして、否、映像作品としてやるべきことを完全に放棄した救い難き駄作。

スマイルプリキュア!

ストーリー:1
キャラクター性:2
画:4
演出:3
音楽:4
総合的な評価:2

子供を馬鹿にしすぎた子供向け番組。異様に狭い人間関係内でギャアギャア騒いでるだけ。そういうことは、そういう話題が好きな暇人相手に一クール程度の短い時間でやってれば良いのであって、四クール使って年端も行かない子供に道徳とかヒロイズムとか教えねばならん番組でやることでは断じてない。

リトルバスターズ!

ストーリー:2
キャラクター性:4
画:3
演出:4
音楽:5
総合的な評価:3

この作品を表すには、オチがついていない、この一言に尽きる。最終回を迎えても消化不良というのも勿論あるが他に、作中人物も不可解に思っているにもかかわらずこれと言って説明が無いことが何回かあった、というのもある。そういう小さいところから最終回での終わってなさまで、兎に角オチがついてない。決してつまらなくはなかった。むしろバリエーション豊かな展開は楽しかった。だからこそ終わってもスッキリしないところが気になる。

ROBOTICS;NOTES ロボティクス・ノーツ

ストーリー:3
キャラクター性:5
画:3
演出:3
音楽:5
総合的な評価:4

『Steins;Gate』とは原作を作ったところが同じ。世界観も引き継いでいるそうで、彼のものの再来となるようなSFが見られるかと思ったらなんともガッカリした。SFとしての面白さはほとんど感じられない。ただ、ラスボスの正体は中々意外だったし、そのラスボスのつい思いっきり叩き潰したくなるような最低の性格ぶりも実に味わい深かった。少々話が長すぎた感はあるが、最後の展開だけで十分価値はあったと思うね。

ベストキャラクター賞
槙島聖護(PSYCHO-PASS サイコパス)

他にも候補は色々考えたけど、やはりライバルとして初期から長々と活躍、その特異なキャラクター性を見せ続けた、という点は大きい。

ベストOP賞
Little Busters!~TV animation ver.~(リトルバスターズ!)

元々原作で使われた曲をアレンジしてるんだから当然だが作風によく合っている。あまりにも当然の顔をして二クールの間変更されなかったのも印象深い。

ベストED賞
名前のない怪物(PSYCHO-PASS サイコパス)

ベスト声優賞・男性
大塚芳忠(ささみさん@がんばらない など)

ベスト声優賞・女性
福圓美里(まおゆう 魔王勇者 など)

『まおゆう』でのわけのわからん百面相ぶりにはさすがにちょっと感心しました。
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こんばんは、11番の日記さん。「ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人」の総責任者のピッコロでございます。

このたびはお忙しい中、当ブログの企画に参加して頂きありがとうございました。集計に加えさせていただきました。この企画も今回で20回目を迎えましたが、ここまで続けてこられたのは参加して下さる皆様のおかげだと感謝しています。

なお、今回の企画の中間集計結果の発表については、6月28日(金)21時半から放送のネットラジオで行う予定でございますので、お時間がありましたら聞いて頂けると嬉しいです。

詳しくはこちら→http://picoro106.blog39.fc2.com/blog-entry-6955.html

この企画は今後も継続する予定です。また企画を立ち上げましたら、どうかよろしくお願いいたします。
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