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刀語 第2話「斬刀・鈍」

質問の答え。

口癖を決める話。だが、本当に重要なことは他にある。


冒頭数分、OP手前までは完全にアニメオリジナル。七花が服を手に入れるところや、七花が人間の見分けがつかないというところを具体的に描いている。こういうのは話の膨らませ方として良いだろう。しかし野党を追い払うところは七花の人間性の描写としても少し問題だな。七花の相手が誰だろうと躊躇うことなく殺せるというい未熟な人間性を見せるシーンだが、相手に一度攻撃を加えた後、とがめの口上を棒立ちで聞いて、それが一息ついたところで改めて止めを刺そうとするなんて無駄が多過ぎる。設定に相応しくない描写だ。

あと、服といえばとがめの違和感がひどいね。劇中で何度も、派手な格好とか厚着とか繰り返されているが、実際には確かに色こそ派手だがそこまで重ねてはいないように見える。元々とがめの格好は、十二単を二重にしたような格好、と原作本文中では表現されそういう前提で話が進む。しかしそんなもの絵には出来ないからそれほどでもない格好に描かれるのである。アニメ版は本来意図された表現が一切無いにもかかわらず、ストーリーやそれほどでもない格好をしてるビジュアルだけが残っているので相当不自然になっているのだ。もし厚着をしてなかったら、てそもそも厚着じゃないだろ。


冒頭以外には特に大きな変更点は無し。多少話の繋がりが悪くなる省略が幾つかあるが致命的ではない。ただ、宇練銀閣の対策を練るところは、さながらミステリーで真相を推理するときのごとく、可能性を少しずつ潰して行くのが面白いのでもう少し見せて欲しかった気もする。


エピソードとしては、七花の口癖というか決め台詞が決まるわけだが、作中でも大して時間が経っていない宇練銀閣との最後の決戦でまさにこれを使うに相応しいシチュエーションが来るというのの方がむしろ良いですね。そしてエピローグでは散り際のひとことという別の概念を持ち出すわけだが、まさかこのネタを最後で使うとはこの時点では想像もつかなかった。


変体刀紹介コーナー
斬刀・鈍

何でも切れる剣、以上終わり。完成形変体刀の中ではまだまともに聞こえる能力である。形も普通の刀だし。本当に何でも切れるんだったら鞘を壊してしまい居合い抜きは成り立たないのではとか、血は確かに滑る印象があるけど居合いをやるのにはやはり邪魔ではないかとか、つっこみどころが実に多いご都合主義の刃。その正体は…。

絶対に折れない筈の絶刀と戦わせた場合は、完成度の低い方が折れる、作られたのは斬刀の方が後なので絶刀の方が折れる、などの解釈がされた。原作では第1話のラストで既に、この物語十二本の完成形変体刀はたった一本の完了形変体刀、虚刀・鑢の秀作だったということに収束する、と予告されており、先の解釈と合わせて絶刀・鉋の存在価値について予測がこの時点で立つようになっている。


登場人物紹介コーナー
・宇練銀閣

因幡の下酷城にただ一人住む浪人。斬刀・鈍の所有者。十代前の先祖宇練金閣が斬刀を私物化して以来一族は常にこの刀に狂ってきたが、彼本人は比較的影響が少ない、らしい。この辺彼の一族や因幡の歴史はアニメだとかなり無くなっている。宇練銀閣が最後に尋ねた、因幡を元通りにできるか、という質問はその辺を知ってるかどうかでイメージが少し変わる気もするが、いざ説明しようと思っても説明台詞が続くだけだし仕方あるまい。

零閃という名の目にも留まらぬ居合い抜きが特技。目にも留まらぬ居合い、何でも切れる剣、そして狭い空間、これらの相乗効果で圧倒的強さを見せる。しかし居合いに特化した強さでしかないこと、それから狭い部屋が実は高さにおいてはそうでもないことなどが敗因となった。尚、最終的に用いた血の滑りで速度を決定的に高める「斬刀狩り」は本来大量の敵を切り続けるときに現れてくるものであって、決して自分を斬ることではない。

・真庭白鷺

真庭人軍十二頭領の一人、通称「逆さ喋りの白鷺」。文字通り逆さに喋っているという謎の行動が特徴だが「仲間内でも一目置かれ」「真庭白鷺が敵でなかったことを天に感謝しないものは殆ど皆無」であり、逆さ喋りは彼の忍法・逆鱗探しはそれと密接な関係がある、らしい。地の分も

これが現代の娯楽小説であったなら、真庭人軍十二頭領が一人、真庭白鷺は「こんな鬱陶しい喋り方する奴書いてられねえよ!逆さ喋りが密接に関係する忍法なんかねえよ!」という作者の都合により、早々に退場することになったのだろうと推測が立つところなのだけれど(後略)

などと言っているように明らかに深く考えられていない人である。

ただ、ここでは完全に出オチだったがその後スピンオフ作品『真庭語』で初代真庭白鷺が登場。やっぱり正体不明の人物で、忍法も正体不明なんだがこちらは問題ばかりだが間違いなく実力者であるらしいことが書かれている。逆さ喋りではないが負けず劣らずの特徴的な喋り方、そして使う忍法の名が「逆鱗探し」。彼の振る舞いから逆鱗探しがどんなものなのか分からなくもない、気がする。
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