大海原の小さな光

今まで話の傍らで進むばかりだった、リトルバスターズが野球をやるという話。いよいよ試合も決まって、これが本題になるときが来た。しかし未だ有効なメンバーは八人しか居ない。まだその話題有効だったんですね。そんなわけで、色々あって剣道の謙吾が最後の一人として加わる話。

さて、謙吾が加わるまでの経緯はさておきとして。問題は、恭介が最後の一人が間もなく現れることにいかにも自信を持っていたことだ。そのわりに勧誘するでもなく、むしろ動こうとする理樹を止めまでした。しかし謙吾がメンバーに加わるまでの展開はどう考えても偶然の連続であり想像出来るものでも、仕組めるものでもない。一体恭介は何故あんな態度をとれたのか。理樹もさすがに不審を抱いている。


恭介が用意した試合の相手は、運動部のトップばかりを集めたオールスターチーム。理樹他一部は既に諦めた風だが、そう捨てたものでもない。そいつらはその道のプロではあっても野球が強いわけではあるまいし、メンバー同士で組むことに慣れてるわけでもあるまい。それに野球だって四番バッターばかり集めて最強になるわけではないと歴史が証明している。そういう常識的判断が全て一切通じない展開だったら嫌だけどな。ま、なんだ、リトルバスターズの相手に相応しいチームだとは思うよ。


そういえば、理樹のナルコレプシーの描写が久しぶりに登場。本当に、時々思い出したようにしか出てこないな、この話題。しかも今回は特に大した意味が無かった。いや、大した意味が無いからナルコレプシーなんだけど、物語としては意味がある使い方を見せて欲しいだけどなぁ。


次回、最終回。まさか、全２６話丸々使うとは。そして予告のデフォルメキャラが全員集合で、いかにも特別って雰囲気がよく出ていますね。