Fate/Zero 文庫版 第1巻「第四次聖杯戦争秘話」
こ、これは…
かなり好みのタイプの話かもしれない。私は『Fate/stay night』をやっていない。もともとのエロゲーもプレステ2への移植版も。だがどんな話なのか大まかには知っているのでこの話は中々に楽しめている。
様々な人物(まだ出揃ってないけど)が様々な背景を持って聖杯戦争に参加するわけだがこの戦いが最終的にどういう結末を迎えるのかは既に大体分かっているのである。それは作中人物から見れば到底ハッピーエンドとは言い難い代物であろう。私はこういう到底ハッピーとは言えないむしろ破滅的といえる出来事を迎えることが分かっていて、その出来事を迎えるまでを描いていく前日譚が大好きなのですよ。比較的な有名なところで言うと『ベルセルク』の「蝕」までとか。
この文庫の帯には「これは始まり(ゼロ)にいたる物語」「虚淵玄の剛筆(ハードボイルド)が抉り出す究極の決闘劇!オールカラーの扉ページで文庫化」とあるのだが中々上手い煽りだと思う。どちらもこの作品の面白さを端的に表現している。と言いつつ言峰のモノローグではないがこの第1巻ではまだまともな戦闘は始まってもいない。しかし面白くなりそうな感じは充分にしている。アサシンは死んだはずなのになぜか代わりの奴がいるってところとか、キャスターが変なもの出して子どもを殺すところとか、本当に演出が上手い。
それにしてもライダー・征服王イスカンダルとかキャスターとかそのマスターとかどいつもコイツもキャラが濃いな。カバーで主人公っぽく扱われてる衛宮切嗣、アイリスフィール、セイバーの一派こそ一番キャラが薄い気がする。本編でも特に何もしてないし。
まぁ、とにかく何が言いたいのかというと既存の物語の前日譚としても、異能バトルものとしても大いに面白かったということですよ。
かなり好みのタイプの話かもしれない。私は『Fate/stay night』をやっていない。もともとのエロゲーもプレステ2への移植版も。だがどんな話なのか大まかには知っているのでこの話は中々に楽しめている。
様々な人物(まだ出揃ってないけど)が様々な背景を持って聖杯戦争に参加するわけだがこの戦いが最終的にどういう結末を迎えるのかは既に大体分かっているのである。それは作中人物から見れば到底ハッピーエンドとは言い難い代物であろう。私はこういう到底ハッピーとは言えないむしろ破滅的といえる出来事を迎えることが分かっていて、その出来事を迎えるまでを描いていく前日譚が大好きなのですよ。比較的な有名なところで言うと『ベルセルク』の「蝕」までとか。
この文庫の帯には「これは始まり(ゼロ)にいたる物語」「虚淵玄の剛筆(ハードボイルド)が抉り出す究極の決闘劇!オールカラーの扉ページで文庫化」とあるのだが中々上手い煽りだと思う。どちらもこの作品の面白さを端的に表現している。と言いつつ言峰のモノローグではないがこの第1巻ではまだまともな戦闘は始まってもいない。しかし面白くなりそうな感じは充分にしている。アサシンは死んだはずなのになぜか代わりの奴がいるってところとか、キャスターが変なもの出して子どもを殺すところとか、本当に演出が上手い。
それにしてもライダー・征服王イスカンダルとかキャスターとかそのマスターとかどいつもコイツもキャラが濃いな。カバーで主人公っぽく扱われてる衛宮切嗣、アイリスフィール、セイバーの一派こそ一番キャラが薄い気がする。本編でも特に何もしてないし。
まぁ、とにかく何が言いたいのかというと既存の物語の前日譚としても、異能バトルものとしても大いに面白かったということですよ。
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