ドキドキ!プリキュア 第2話「ガーン!キュアハートの正体がバレちゃった!!」
初戦と最初の困難と。
誕生エピソードの後半。中々堅実なつくりだ。
先ずは、前回変身したところで終わったマナ/ハート最初の戦い。プリキュアの初戦というのはとかく慣れない力で見苦しくなりがちだが、自分の体がやたら軽いと思いながらも結構上手く動き回れているし、必殺技を打つのにも困惑は見られない。まぁ、やはりなれないので必要以上に高く跳びすぎたりもするが、だからと言ってそれでぎゃあぎゃあ慌てたりはしない。やはり大物だ。
ハートの必殺技は胸からビームを出すというもの。ジコチューが生まれるときは胸(やや左より)からハート形のものが飛び出し、浄化されたジコチューは元のハート型に戻る。この作品のハートはしばしば心臓とかけてるんですね。勿論、「心」ととって「こころない奴」という表現にもかけてるんだろうが。
今回のメインはサブタイにもなってる、プリキュアの正体をバラすことについて。それによるデメリットやペナルティがあるかどうかとは全く無関係にプリキュアというのは正体を隠すものである。大抵の場合その理由は真実曖昧なのだが今回の場合はなんと、トランプ王国を滅ぼした敵がこの世界を狙っているので戦いに巻き込まないためにも無関係にしといたほうがいい、という大変ご尤もな理由があるのだそうです。シリーズ史上屈指のまともな理由付けではあるまいか、と少し感動さえ覚える。
この正体を教えてはいけないという掟こそがマナにとっては初戦よりも厄介な最初の困難になったと言える。そして最終的には、馬鹿だからそんな事態を理解できないとか間抜けでついうっかり情報を漏らしてしまったとかではなく、事情を分かった上で、その人を思って付く嘘もあるとか尤もらしい話を聞きながら、友のために全ての秘密をバラすという展開になる。実に素晴らしい。まるで作品の最終章で決戦を前に重大な告白をするヒーローのようなテンションだ。
友人も友人で、マナの博愛を『幸福な王子』に喩え自分をその王子に対するツバメになれないかと言い出してみたり、生身のままでジコチューとの戦いを援護したり、と実に妙なテンションの人だ。突然ツバメなんて言い出して、この人はどれだけマナに入れ込んでるんでしょう。
などと、主人公たちのドラマが素晴らしかっただけに敵の動機がハッキリしないしないのが惜しい。一体第1話のサブタイは何故に「地球が大ピンチ」などと大きなことを言っていたのか。敵はジコチューを作るという攻撃で何をどうしたいのか。怪人を生み出し、暴れさせることがイコールで何か連中のメリットに繋がる『フレッシュ』や『ハートキャッチ』みたいなタイプなのか、単に破壊工作の手段に過ぎんのか。もともとプリキュアについてある程度知ってると思しい連中なのに何故対プリキュア戦を想定してないような行動だったのか。全てが曖昧すぎる。
地球人類にとって迷惑すぎるから倒すべきなのは明らかなんだけど、地球のピンチとか地球が狙われているとか最初に煽った以上は説明してください。作中人物の立場でも前回は既に騒ぎの渦中だったから説明の余裕が無かったとか言えるかもしれないけど、今回は事件と事件との間で十分余裕があっただろうし。
誕生エピソードの後半。中々堅実なつくりだ。
先ずは、前回変身したところで終わったマナ/ハート最初の戦い。プリキュアの初戦というのはとかく慣れない力で見苦しくなりがちだが、自分の体がやたら軽いと思いながらも結構上手く動き回れているし、必殺技を打つのにも困惑は見られない。まぁ、やはりなれないので必要以上に高く跳びすぎたりもするが、だからと言ってそれでぎゃあぎゃあ慌てたりはしない。やはり大物だ。
ハートの必殺技は胸からビームを出すというもの。ジコチューが生まれるときは胸(やや左より)からハート形のものが飛び出し、浄化されたジコチューは元のハート型に戻る。この作品のハートはしばしば心臓とかけてるんですね。勿論、「心」ととって「こころない奴」という表現にもかけてるんだろうが。
今回のメインはサブタイにもなってる、プリキュアの正体をバラすことについて。それによるデメリットやペナルティがあるかどうかとは全く無関係にプリキュアというのは正体を隠すものである。大抵の場合その理由は真実曖昧なのだが今回の場合はなんと、トランプ王国を滅ぼした敵がこの世界を狙っているので戦いに巻き込まないためにも無関係にしといたほうがいい、という大変ご尤もな理由があるのだそうです。シリーズ史上屈指のまともな理由付けではあるまいか、と少し感動さえ覚える。
この正体を教えてはいけないという掟こそがマナにとっては初戦よりも厄介な最初の困難になったと言える。そして最終的には、馬鹿だからそんな事態を理解できないとか間抜けでついうっかり情報を漏らしてしまったとかではなく、事情を分かった上で、その人を思って付く嘘もあるとか尤もらしい話を聞きながら、友のために全ての秘密をバラすという展開になる。実に素晴らしい。まるで作品の最終章で決戦を前に重大な告白をするヒーローのようなテンションだ。
友人も友人で、マナの博愛を『幸福な王子』に喩え自分をその王子に対するツバメになれないかと言い出してみたり、生身のままでジコチューとの戦いを援護したり、と実に妙なテンションの人だ。突然ツバメなんて言い出して、この人はどれだけマナに入れ込んでるんでしょう。
などと、主人公たちのドラマが素晴らしかっただけに敵の動機がハッキリしないしないのが惜しい。一体第1話のサブタイは何故に「地球が大ピンチ」などと大きなことを言っていたのか。敵はジコチューを作るという攻撃で何をどうしたいのか。怪人を生み出し、暴れさせることがイコールで何か連中のメリットに繋がる『フレッシュ』や『ハートキャッチ』みたいなタイプなのか、単に破壊工作の手段に過ぎんのか。もともとプリキュアについてある程度知ってると思しい連中なのに何故対プリキュア戦を想定してないような行動だったのか。全てが曖昧すぎる。
地球人類にとって迷惑すぎるから倒すべきなのは明らかなんだけど、地球のピンチとか地球が狙われているとか最初に煽った以上は説明してください。作中人物の立場でも前回は既に騒ぎの渦中だったから説明の余裕が無かったとか言えるかもしれないけど、今回は事件と事件との間で十分余裕があっただろうし。
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ドキドキ! プリキュア 第2話「ガーン!キュアハートの正体がばれちゃった!」
2話目はキュアハートの初の戦い。
そしていきなり正体バレです(笑)
歴代でも一番大胆なバラし方だったようなw
ドキドキ!プリキュア 第2話「ガーン!キュアハートの正体がバレちゃった!!」
ドキドキ!プリキュアの第2話を見ました。
第2話 ガーン!キュアハートの正体がバレちゃった!!
マナを庇おうとしたキュアソードが魔美女マーモの出現させたカニジコチュー
ドキドキ!プリキュア 第2話「ガーン!キュアハートの正体がバレちゃった!! 」
バレちゃったというより自分でバラしましたね^^;
六花ちゃんそりゃポカーンですww
マナは絶対ウソつけないタイプ、隠し事するとテンション下がっちゃうのね。
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1話も凄かったけど、2話のサブタイ詐欺もなかなかです。
「バレちゃった」っていうか「バラした」っていうか…。
今後も毎週こうして引っ掛けてくるんでしょうか。
ドキドキしてき
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No title
敵の動機とか、そういった細かい設定は、おいおい分かっていくような仕掛けになっているのでしょう。プリキュアは1年かけて物語が完成するのですから。時間はタップリあります。あせりは禁物でしょう。
一話で女王様?を探している的な事を言ってたくらいですね
たぶんプリキュアなら知ってるから騒ぎを起こして誘き寄せる、とかですかね?
そして多分ソードさんも知らない(笑)
たぶんプリキュアなら知ってるから騒ぎを起こして誘き寄せる、とかですかね?
そして多分ソードさんも知らない(笑)