大海原の小さな光

前回ついにピエーロは目覚めてしまったわけだが、合わせるようにキャンディも時期女王ロイヤルキャンディとして目覚めた。そのデザインは意外というべきかロイヤルクイーンから考えて順当というべきか、人型に近いものになっていた。でもクルという変な語尾は変わらないの軽くいらっと来る。しかしその性能は本物。かつてメルヘンランドを襲ったという絶望の巨人の動きを簡単に封じ、その後もプリキュアを助けて大活躍。でも最終的には元のマスコットに戻った。おいおい、これで終わりか。

対してピエーロも色んな芸で迫る。倒れても蘇る怪物を大量に出したり、バッドエンドの世界に引き込もうとしたり。単純に物理的に強くて攻撃が中々通じないわけではないところが好感触。別に強いラスボスを否定してるわけではありませんよ。それ自体は好きですが、それでやったか→やってないを繰り返されるのが嫌なんです。ハッキリ言って飽きる。

ただ、ピエーロはなんかごちゃごちゃ言ってるわりに何言ってるのかよく分からないのがな。自分は怨念だの、絶望の物語だの、どっかで聞いたようなフレーズを次々口にするだけで結局ピエーロ自身の主張がどの辺にあるのよく分からない。プリキュア側の主張が、一番大事なのは友達という結論に向かって非常に分かりやすいだけに敵の曖昧さが中途半端に思える。

まぁ、なんにせよまだ最終回が残ってる。そこに期待だ。


プリキュアが途中で強化変身らしきものをしたがそれがなんなのかは全く説明されなかった。大胆すぎる態度が逆に素晴らしい。対してピエーロも全く何の説明もなく地球よりもでかい何かになった。さて、この戦いどう決着をつける。久々に宇宙規模の戦いになるか。


次回最終回、なんだが予告映像がなんだあれ。今まで色んなことがあった風の映像だが見事なまでにプリキュア５人＋マスコットばっかりだ。人間関係狭すぎ。大事なのは友達とか、人との繋がりがどうとか言いながらイマイチ実証できてないな。