ソードアート・オンライン 第23話「絆」
ナチュラルなクズが多過ぎる。
たとえばラスボスとして、どこまでも腐りきった奴を描きたいわけでもないのに、これはひどい。
久しぶりに現れたレコン。彼に対してリーファが開口一番口にした言葉が「サラマンダーに捕まってたはずじゃ」。一見普通の言葉のようだが、冷静になるとおかしい。彼が捕まってから数日経っており、彼の仕事のおかげでサラマンダーの陰謀を叩き潰すことが出来たのではないか。陰謀を潰したある種最大の功労者の一人と言ってもよい人物でもある彼を何故助けに行かなかったと考えることが出来るのだ。そして何故実際誰も助けに行かなかったのだ。自分の見ていないところでは被害者は被害に遭いっ放しでいいというのか。なんというクズな思考回路。
そして色々あってキリト、リーファ、レコンの三人体制でグランドクエストに挑むことに。相変わらず数の暴力にはキリトといえどおされ気味。そこでレコンが自爆魔法を使った。敵の包囲に確かな穴が開くも、即座に増援が現れてあまり意味が無くなる。さらに直後には味方の増援も現れた。完全に犬死であるが、これだけならまだ許せる。問題はこの犬死を周りがまるで話題に挙げないこと。完全に無視され、忘れられている。愛する者のためなら己の身さえ惜しまないその仕事を認めてやれよ。
まぁ、この戦闘シーンは他にもおかしいことが多すぎるんですけどね。援護をしてるだけなら敵から狙われないはずだと思ったら狙われた、という話なのにレコンたちが話してる間敵が棒立ちで待っててくれたり。そもそもリーファたちは後ろから魔法かけてキリトを援護するのが目的の筈なのに、べらべら解説や会話ばっかりやってて全く援護してるように見えなかったり。でもそれよりもやはり、無意味になる自爆及びそれを全く無視するクズな態度が気になるところ。
なんとか敵の攻撃を潜り抜けて奥まで行ったが、そこにはプレイヤーには決して開けない扉があるも、しかしキリトには例のカードがあった、というところは良かったと思いますよ。あの管理者のカードが空から落ちてくるだけで終わらなくて本当に良かった。
前回からの続きとなる、和人と直葉との気まずい空気は、この番組らしい実に適当な解決でした。この件については私は確かに面白そうだと書いたが、それはあくまでシーンだけを客観的に見れば面白そうだと言っただけで、この番組が面白い話を作るわけが無いと思ってました。ある意味予想通りで、期待通りの展開。
ところで和人がここで何か言ってるについて一つ言いたい。ソードアート・オンラインでの体験がある真理を教えただのなんだの、はまださておきその手前。人のことも信用できなくなったので、ネトゲにはまった。意味が分からないんですけど。話がまるで繋がらない。
今回全体を通して言いたいことは、ですね。全ての登場人物及びそれらとの人間関係がキリトを飾るためのアクセサリーに過ぎないような状態であるにもかかわらず「絆」とか、ほざくな。最近はおよそ人間関係が安っぽい作品に限って「絆」という言葉を大仰に用いる傾向がある気がします。
たとえばラスボスとして、どこまでも腐りきった奴を描きたいわけでもないのに、これはひどい。
久しぶりに現れたレコン。彼に対してリーファが開口一番口にした言葉が「サラマンダーに捕まってたはずじゃ」。一見普通の言葉のようだが、冷静になるとおかしい。彼が捕まってから数日経っており、彼の仕事のおかげでサラマンダーの陰謀を叩き潰すことが出来たのではないか。陰謀を潰したある種最大の功労者の一人と言ってもよい人物でもある彼を何故助けに行かなかったと考えることが出来るのだ。そして何故実際誰も助けに行かなかったのだ。自分の見ていないところでは被害者は被害に遭いっ放しでいいというのか。なんというクズな思考回路。
そして色々あってキリト、リーファ、レコンの三人体制でグランドクエストに挑むことに。相変わらず数の暴力にはキリトといえどおされ気味。そこでレコンが自爆魔法を使った。敵の包囲に確かな穴が開くも、即座に増援が現れてあまり意味が無くなる。さらに直後には味方の増援も現れた。完全に犬死であるが、これだけならまだ許せる。問題はこの犬死を周りがまるで話題に挙げないこと。完全に無視され、忘れられている。愛する者のためなら己の身さえ惜しまないその仕事を認めてやれよ。
まぁ、この戦闘シーンは他にもおかしいことが多すぎるんですけどね。援護をしてるだけなら敵から狙われないはずだと思ったら狙われた、という話なのにレコンたちが話してる間敵が棒立ちで待っててくれたり。そもそもリーファたちは後ろから魔法かけてキリトを援護するのが目的の筈なのに、べらべら解説や会話ばっかりやってて全く援護してるように見えなかったり。でもそれよりもやはり、無意味になる自爆及びそれを全く無視するクズな態度が気になるところ。
なんとか敵の攻撃を潜り抜けて奥まで行ったが、そこにはプレイヤーには決して開けない扉があるも、しかしキリトには例のカードがあった、というところは良かったと思いますよ。あの管理者のカードが空から落ちてくるだけで終わらなくて本当に良かった。
前回からの続きとなる、和人と直葉との気まずい空気は、この番組らしい実に適当な解決でした。この件については私は確かに面白そうだと書いたが、それはあくまでシーンだけを客観的に見れば面白そうだと言っただけで、この番組が面白い話を作るわけが無いと思ってました。ある意味予想通りで、期待通りの展開。
ところで和人がここで何か言ってるについて一つ言いたい。ソードアート・オンラインでの体験がある真理を教えただのなんだの、はまださておきその手前。人のことも信用できなくなったので、ネトゲにはまった。意味が分からないんですけど。話がまるで繋がらない。
今回全体を通して言いたいことは、ですね。全ての登場人物及びそれらとの人間関係がキリトを飾るためのアクセサリーに過ぎないような状態であるにもかかわらず「絆」とか、ほざくな。最近はおよそ人間関係が安っぽい作品に限って「絆」という言葉を大仰に用いる傾向がある気がします。
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