大海原の小さな光

前回ラストで、本来ならでつり橋効果で終わるはずが本当に落ちそうになった六花を助けた結果抱き合う形になって以来、富樫は急速に六花を意識するようになった。ということで告白することにした。豪く一足飛びの行動だが、物語としては展開が速いのは大歓迎ですよ。

色々ありながらもついに告白することになった。六花のほうが先に出だしたりもしたが、それをあえておいておき富樫が言った告白というのが、ダークフレイムマスターネタ。なんでだよ。そもそもあなた、中学の頃にラブレターのつもりで書いたメールがただの怪文書になってて当然のようにふられた、とかいう話があったじゃないですか。いかに六花が普段からそっちの話題ばかり口にしてるとはいえ、何でここでネタに走るんだよ。先に言った六花が普通の内容だったので、より一層何とも言えないものがある。

妄想ネタこそが彼らの間にある繋がりの一つだとはいえ、もう少し何とかならなかったのか。さておき。かくして相思相愛のカップル一組が生まれた。こういう初々しい恋人たちの様子はいいものだ。個人的にはこういうのを見るのは大好きです。ここまでが今回の半分。


後半からは、十花が去り六花は母と暮らすことになる、という話が浮かんでくる。母親は姿をくらましてたんじゃなかったのか。そして今回のうちに富樫の前に一度現れ六花への弁当を持たせてきた。サブタイは珍しく本当のことを言ってたのか。


学園祭も本番。それ自体が話の本題ってわけでもないためか、そこまで力入れて描かれたわけでもないけど。少なくとも『氷菓』のクドリャフカの順番編なんかに比べれば。でもまぁ、見所は色々あるイベントでしたね。丹生谷の中学時代の知り合いが方向性が違っても変な奴らだったり、そのわりには名前がこの番組の人と思えないくらい普通だったり。一色が告白するも先輩は眠ってる、のは想定内だがそこから眠りながらふったり。

そして最後の最後に展開が。終わらないのかよ、これ。