仮面ライダーウィザード 第9話「ドラゴンの叫び」
飼ってるドラゴンとの対話。
己の内面と対話するのはパワーアップの基本です。
前後編ですからストーリーとしては前回の続きだが、ゲストの話は大体前回で終わっておりボリュームは少なく、晴人自身の話が中心となる。パワーアップのために自分の内に飼っているファントムのドラゴンの力を使う、それは危険な行為だがいまだかつてない強敵フェニックスを相手に仕方ない。色々あってドラゴンを説き伏せて力を引き出しフェニックスを倒す、そのストーリーは実に王道で良い感じ。
しかし枠組みではなく、具体的なところを見ていくと結構気になる。そもそも晴人の中にファントムがいるなんて話は、作中だと第1話で凛子が少し聞いただけで以降まるで触れられていない。しかもそのときは明らかに真面目に相手をしていない。飼ってるファントムの力を現実で使うということがどういうことなのか、視聴者ですらよく分からない。にもかかわらず、作中人物が皆してそれは危険な行為だと言ってるのに違和感が大きい。
晴人が自分のアンダーワールドに入ったらドラゴンが晴人の姿になってたのもなぁ。そこは、普通にドラゴンの姿で出てきたのを晴人(生身)が取り押さえる、とかやったらいかにも内にある危険な力を上手く使ったて感じがするんだが。ファントムが人間に擬態するのを活かして、内面世界で自分と話すというよくあるシーンを自然に出したという見方も出来なくはないが、ドラゴンが晴人とは全く別人格の赤の他人であり、同じ顔してる意味が全然無いのでこのフォローも多少無理がある。
他にも、親を殺すことでゲート本人を絶望させるなんて、それこそどんな愚鈍な子供にでも分かりそうな狙いをもったいぶったのも不自然というか展開が下手。次に襲われたのは母親だった(前回のあらすじ)とか、「どうして母親が襲われたんでしょう」「そりゃ、ゲートだからだろ」とか絶対成り立つ筈の無いミスリードを仕掛けて恥ずかしくないのか。
とか何とか言いたいことは色々あるけれど強化形態自体は良かったです。予告でチラッと映った時点では、過剰にごてごてしてみっともないデザインだと思ったのですが、体全体でドラゴンを表現しているという意図だったんですね。
炎が効かなかったフェニックスを炎の必殺技で倒してしまうのも一瞬おかしいと思ったが、ようはフェニックスの炎に対する耐性は本人の言葉通り「その程度」だったということであり、ウィザードは「その程度」を超えて強くなっていた、そう考えれば何もおかしくない。むしろ強化の程が分かり易く伝わってくる良い表現だといえよう。
そして、やはりフェニックスは生きていた。はい、ここは想定の範囲内。メデューサの言葉を聴く限り、一度倒された(死んだ?)のは間違い無いようだが詳細が気になるところ。平成ライダーでも何度かあった複数個の命を持ってるタイプなのか、条件を満たさないと永久に倒せないタイプなのか、本物の不死身なのか。また、再生復活の際に強化されるような特典が付くのか。興味は尽きない。
己の内面と対話するのはパワーアップの基本です。
前後編ですからストーリーとしては前回の続きだが、ゲストの話は大体前回で終わっておりボリュームは少なく、晴人自身の話が中心となる。パワーアップのために自分の内に飼っているファントムのドラゴンの力を使う、それは危険な行為だがいまだかつてない強敵フェニックスを相手に仕方ない。色々あってドラゴンを説き伏せて力を引き出しフェニックスを倒す、そのストーリーは実に王道で良い感じ。
しかし枠組みではなく、具体的なところを見ていくと結構気になる。そもそも晴人の中にファントムがいるなんて話は、作中だと第1話で凛子が少し聞いただけで以降まるで触れられていない。しかもそのときは明らかに真面目に相手をしていない。飼ってるファントムの力を現実で使うということがどういうことなのか、視聴者ですらよく分からない。にもかかわらず、作中人物が皆してそれは危険な行為だと言ってるのに違和感が大きい。
晴人が自分のアンダーワールドに入ったらドラゴンが晴人の姿になってたのもなぁ。そこは、普通にドラゴンの姿で出てきたのを晴人(生身)が取り押さえる、とかやったらいかにも内にある危険な力を上手く使ったて感じがするんだが。ファントムが人間に擬態するのを活かして、内面世界で自分と話すというよくあるシーンを自然に出したという見方も出来なくはないが、ドラゴンが晴人とは全く別人格の赤の他人であり、同じ顔してる意味が全然無いのでこのフォローも多少無理がある。
他にも、親を殺すことでゲート本人を絶望させるなんて、それこそどんな愚鈍な子供にでも分かりそうな狙いをもったいぶったのも不自然というか展開が下手。次に襲われたのは母親だった(前回のあらすじ)とか、「どうして母親が襲われたんでしょう」「そりゃ、ゲートだからだろ」とか絶対成り立つ筈の無いミスリードを仕掛けて恥ずかしくないのか。
とか何とか言いたいことは色々あるけれど強化形態自体は良かったです。予告でチラッと映った時点では、過剰にごてごてしてみっともないデザインだと思ったのですが、体全体でドラゴンを表現しているという意図だったんですね。
炎が効かなかったフェニックスを炎の必殺技で倒してしまうのも一瞬おかしいと思ったが、ようはフェニックスの炎に対する耐性は本人の言葉通り「その程度」だったということであり、ウィザードは「その程度」を超えて強くなっていた、そう考えれば何もおかしくない。むしろ強化の程が分かり易く伝わってくる良い表現だといえよう。
そして、やはりフェニックスは生きていた。はい、ここは想定の範囲内。メデューサの言葉を聴く限り、一度倒された(死んだ?)のは間違い無いようだが詳細が気になるところ。平成ライダーでも何度かあった複数個の命を持ってるタイプなのか、条件を満たさないと永久に倒せないタイプなのか、本物の不死身なのか。また、再生復活の際に強化されるような特典が付くのか。興味は尽きない。
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仮面ライダーウィザード 第9話
仮面ライダーウィザード 第9話 「ドラゴンの叫び」。内なる竜の目覚めし時。
続きは読みたい方だけどうぞ。
仮面ライダーウィザード 第9話「ドラゴンの叫び」
第9話「ドラゴンの叫び」
ウィザードパワーアップ回。
ビジュアル的には赤マントより黒の方がいいな~
キバがエンペラーフォームになったときの残念感が・・・w
安定の水
今日の仮面ライダーウィザード 第9話
「ドラゴンの叫び」
フェニックスに襲われた美紀子さんは病院へ、川落ちした晴人は意識を失っていたはずが、ドラゴンの咆哮で目が開きなんとか自力で川から上がろうとしていると
仮面ライダーウィザード 第9話「ドラゴンの叫び」
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仮面ライダーウィザード 第9話「ドラゴンの叫び」
仮面ライダーウィザードの第9話を見ました。
第9話 ドラゴンの叫び
「てめえ如きの魔力で俺に敵うわけねえだろ。もう終わりか?だったらくたばれ!」
勝ち誇ったユウゴの一
仮面ライダーウィザード第9話「ドラゴンの叫び」
今回は第9話「ドラゴンの叫び」。
ストーリーは仮面ウィザード第9話「ドラゴンの叫び」で!
早くも新しいウィザードが登場!
ドラゴンの力でパワーアップし、「フレイムドラゴン
仮面ライダーウィザード 第09話「ドラゴンの叫び」
フレイムドラゴンウィザード…。
ますますリュウケンドーに近づいてしまったか…(え)。
フェニックスさんは洋樹を絶望させる為に母親と父親を襲って重傷を負わせる。
晴人はか
◎仮面ライダーウィザード第9話「ドラゴンの...
※フェニックスに苦戦するが、ドラゴンの力でフェニックス倒すという内容だった フェニックスのとどめの一撃を浴び、川へと沈んでいくウィザード。変身も解除された晴人(白石隼也...