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劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語

普通に嫌な終わり方だ。

常識で考えて、何故ここで終わらせようとする。


前12話のテレビシリーズを2本の劇場版にするのだという。直感的に6話ずつ分けるのでは、と思う。実際30分枠のテレビシリーズ一回はOP、ED、次回予告などを除いた純粋な本編が20分ぐらいしかない。6話集めれば2時間映画が一本作れる計算だ。そう思っていたら内容をかなり削りながら全然終わらず、8話が終わってようやく終了。全体の三分の二が終わってしまった。

そんな背景を全く知らなくてもこの映画は普通に変だろう。この『前編』という映画が何をしたかったのかまるで分からない。何一つ決着がついていない。なげやり、尻切れトンボもいいところだ。『前編』『後編』両方合わせて見ることですっきりする、ということなのかもしれないがそれに引きずられて単体の作品として出来が悪くなるのは問題である。

朝三暮四の話は朝に四つ食えたら喜んだ猿の方が正しい、というつっこみがある。朝食と夕食との間、つまり昼間に死んだら朝に多く食べていたほうが特になるからだ、と。この映画に対していいたことはそれと同じだ。全ての人間が『前編』『後編』両方見られるわけではない。片方だけでもしっかりした(ように見える)内容を求めるべきだった。


与太はさておき、本編。結構変わっている点が多いが、まどかの私服とか、変身時のさやかの髪飾りとか、みんな言いそうなことは言わない方向で行く。とりあえず、先ず第1話冒頭にあったワルプルギスの夜から夢オチにするまでの流れがきれいさっぱり削られているが、変な夢を見たと思っているのは有効、という点。これは実に良い変更だと思う。オリジナルでは、作中人物は忘れ去ったが視聴者は初っ端から変なものを見せられて思わず覚えてしまって情報に対する認識の差が激しい上、すれっからしの視聴者ならそこからほむらの能力や目的などを察せられてしまう。詰め込まれた2時間映画なら尚のこと、だ。

この点のように、この劇場版は全体的にまどかの視点と視聴者の視点とを合わせようとしているようにも思える。まぁ、騒ぎの中心で、語り部で、視点人物で、と主人公らしくしようと演出しているのだろう。ただ、途中でまどかが主人公に見えれば見えるほど話にオチが全くついてないのが気になるわけだが。


気になった点を一つ。お菓子の魔女にマミが殺されたとき、髪飾りが砕け散るシーンが入る。これはパッケージソフト(ブルーレイ)でもない完全な追加シーン。あれがソウルジェムで壊れたから死んだ、ということなのだろう。ソウルジェムが壊れない限りほぼ不死身のはずなのに何故マミは死んだのか、とか言い出す奴がまれにいるからそれに対するフォローなのだろう。なんとも芸が細かい。


普通のテレビアニメのようなOPの時間がある。曲はよく分からないが、『まどか』という作品世界そのものに対して合ってるのであってこの『前編』に対しては合ってなさそう。そして映像が非常にひどい。たぶん「コネクト」以上の詐欺。いや、この映画のお前らそんなに仲良くないだろ。

最後はスタッフロールにテレビシリーズのED「Magia」。こっちは当然のように雰囲気が良く似合っている。のは別に良いのだが、スタッフロールの背景がテレビシリーズのED映像を思わせる不気味なもの。あれが曲の終わるまでの4分ぐらい大画面でずっと流れるのは立派な精神攻撃である。
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