ソードアート・オンライン 第７話「心の温度」

また、キリトが新しい女性を引っ掛けてました。

今回のあらすじ、以上、終わり。実に願望充足系作品の単発エピソードらしい、中身の無いお話でした。


ある時キリトは今もっている以上の武器が欲しいと思って、４８層にある店を訪ねた。そこで、ここにある最高の剣が欲しいと言って出たものは性能を確かめようと自分の剣で叩いたところあっさり折れてしまったので、店主の少女リズが言う、最高の剣が作れる素材を探すために彼女と共に旅立つことになったのだった。と、言うような出だしのわけだがなんというか。圏内事件で道具にも耐久値なるものがあってそれが切れたものは無くなる、という設定が唐突に出てきてから、その裏づけのような話を展開するか。話の順番を逆にしろ。


リズもリズで、４８層で店屋を営むということは当然このあたりまで来れる最低限の実力があると思うのだが、まだ倒して切ってないドラゴンをもう倒したも同然と思って軽はずみな行動に出て、結果キリトまで巻き込んで危険な目に遭う、という素人同然の行動を見せる。本当にこの作品は、超人的なキリトとそれに惚れ込む周りの人とという構図のために都合よく人が馬鹿になったり、設定が曲がったりしますね。


最後はアスナが出てきて、アスナもキリトも攻略組でそもそもキリトがこの店を訪ねたのはアスナの情報とかそんなことを知らされたリズが、二人の様子からアスナとキリトとの関係を誤解して勝手に身を引くというオチ。最初から最後まで適当な描写の人でしたねぇ。