大海原の小さな光

ジェミニのせいで存在が消えかかっていたユウキだが、なんとか立場を逆転し逆に残ったジェミニはフォーゼに倒された。今回の話は、以上。私の悪い予想を覆すようなことは一切起こらなかった、実につまらない話でした。

後が少ないからこそレギュラーの一人や二人減ったところで何の問題もないだろうに、結局ユウキには何の被害もなく終了。この期に及んで、いつやっても同じ時間稼ぎの単発話をやったに等しいではないか。そして、何故ジェミニの覚醒が遅れたのかについては一切説明無し。実につまらん。


そもそも今回の話は単純に出来が悪い。ジェミニはユウキの心の一部、というネタが有効に活かされていたとは言い難い。ユウキに起きたことは顔がマスクになって、記憶がなくなっていくというようなこと。心の闇の部分が独立したとか殆ど関係無い、まさに、偽者が現れたという一言で十分な内容のことしか起こってない。

あと、ジェミニはカード使いというのも無駄な設定だったな。くどくど解説した割には今回に入ってから殆ど使わなくなった。今回の勝負の決め手も分身爆弾だし。


カプリコーンに変身したレオの攻撃が何故か賢吾に防がれた、これは一体。ということで興味を引きたいのだろうが、それよりもシーンの不自然さのほうが気になってしまいますね。何故態々カプリコーンなどという中途半端なものに変身する（お前が直接殴れ）、そもそもカプリコーンの能力は音で人を操ることでそれは賢吾にも効いてたはずだろ。いつものことだが、やりたいシーンのために整合性を無視しますね。


次回は最後のうお座が現れ、リブラ校長もおしまい、かな。