Fate/Zero 第23話「最果ての海」
最弱のマスター対最強のサーヴァント。
王様対決その2、イスカンダル対ギルガメッシュ。まさに総力戦。しかし見せ場はむしろその後にある。
ついに最終戦が始まり、イスカンダルが脱落したり、セイバー対バーサーカーの戦いが始まってようやくバーサーカーの正体が明かされたりする話。
先ずはイスカンダル対ギルガメッシュ。王の軍勢(アイオニオン・ヘタイロイ)を出せば、ギルガメッシュが天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)で返し、仕方なくキュプリオトの剣を構えて単身突進すれば大量の宝具で迎え撃ち天の鎖でからめとる。お互いに持ちネタを尽くした戦いだが、結果的にはギルガメッシュの圧勝ですね。
乖離剣エア及びエヌマ・エリシュが実際に出てくるのはこれが初めてだがキャスター戦で前フリがあったのでそれほど唐突ということもない、筈。それにしてもエヌマ・エリシュって、(エクスカリバーみたいに)周りが割けるほどの力で切る、のではなく変な力で周りが割ける、のか。これは想像の埒外。天の鎖は『Zero』では完全に初登場で、この作品だけだと唐突か。
派手な戦いであったが、しかし、真打はむしろその後、ウェイバーとギルガメッシュとの対峙である。元々マスター、つまりは唯の人間とサーヴァントたちとでは比べ物にならないほどの差がある。ウェイバーのマスターの中でもとび抜けて弱い。単純な殺傷能力では龍之介にも劣るだろう。対するギルガメッシュはサーヴァントの中で間違いなく最強クラス。本来勝負になどなろう筈もない。
この絶望的状況からウェイバーが生き延びるところこそが、サーヴァント同士の戦いなどよりよほど緊張感がある戦いであると言えよう。この結果は、イスカンダルに惹かれたウェイバーが臣下となることを喜んで受け入れ、そのように生きようとしたからの産物であり、ウェイバーの人間的変化、成長物語の終着点である。物語上、見所なのは間違いない。
だがしかし、『Fate/Zero』という物語はまだ続く。ウェイバーは確かに彼の行動だけを追っていけば主人公みたいなところもあったが『Zero』という物語全体ではやはり脇役に過ぎないのであった。
セイバー対バーサーカー。銃を宝具にしてセイバーのあのバカみたいなバイクを壊したり、それを防ぐためにセイバーが自動車ひっくり返して盾にしたり、相変わらずバーサーカーが戦うと愉快な画面になる。戦いの中ついにバーサーカーの正体が明らかに。
その正体は、円卓の騎士でも第一と噂されるサー・ランスロット。この事実にセイバーは驚きを隠せない。一体どうなるのか。というところで今回の彼らの出番は終わり。
最後に切嗣対言峰の戦いが静かに幕を開けそう、というところで今回は終わり。また切嗣が喋らなかった。だが問題無い。予告の内容からして次回は絶対結構喋るはず。
王様対決その2、イスカンダル対ギルガメッシュ。まさに総力戦。しかし見せ場はむしろその後にある。
ついに最終戦が始まり、イスカンダルが脱落したり、セイバー対バーサーカーの戦いが始まってようやくバーサーカーの正体が明かされたりする話。
先ずはイスカンダル対ギルガメッシュ。王の軍勢(アイオニオン・ヘタイロイ)を出せば、ギルガメッシュが天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)で返し、仕方なくキュプリオトの剣を構えて単身突進すれば大量の宝具で迎え撃ち天の鎖でからめとる。お互いに持ちネタを尽くした戦いだが、結果的にはギルガメッシュの圧勝ですね。
乖離剣エア及びエヌマ・エリシュが実際に出てくるのはこれが初めてだがキャスター戦で前フリがあったのでそれほど唐突ということもない、筈。それにしてもエヌマ・エリシュって、(エクスカリバーみたいに)周りが割けるほどの力で切る、のではなく変な力で周りが割ける、のか。これは想像の埒外。天の鎖は『Zero』では完全に初登場で、この作品だけだと唐突か。
派手な戦いであったが、しかし、真打はむしろその後、ウェイバーとギルガメッシュとの対峙である。元々マスター、つまりは唯の人間とサーヴァントたちとでは比べ物にならないほどの差がある。ウェイバーのマスターの中でもとび抜けて弱い。単純な殺傷能力では龍之介にも劣るだろう。対するギルガメッシュはサーヴァントの中で間違いなく最強クラス。本来勝負になどなろう筈もない。
この絶望的状況からウェイバーが生き延びるところこそが、サーヴァント同士の戦いなどよりよほど緊張感がある戦いであると言えよう。この結果は、イスカンダルに惹かれたウェイバーが臣下となることを喜んで受け入れ、そのように生きようとしたからの産物であり、ウェイバーの人間的変化、成長物語の終着点である。物語上、見所なのは間違いない。
だがしかし、『Fate/Zero』という物語はまだ続く。ウェイバーは確かに彼の行動だけを追っていけば主人公みたいなところもあったが『Zero』という物語全体ではやはり脇役に過ぎないのであった。
セイバー対バーサーカー。銃を宝具にしてセイバーのあのバカみたいなバイクを壊したり、それを防ぐためにセイバーが自動車ひっくり返して盾にしたり、相変わらずバーサーカーが戦うと愉快な画面になる。戦いの中ついにバーサーカーの正体が明らかに。
その正体は、円卓の騎士でも第一と噂されるサー・ランスロット。この事実にセイバーは驚きを隠せない。一体どうなるのか。というところで今回の彼らの出番は終わり。
最後に切嗣対言峰の戦いが静かに幕を開けそう、というところで今回は終わり。また切嗣が喋らなかった。だが問題無い。予告の内容からして次回は絶対結構喋るはず。
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