大海原の小さな光

前回の続き。セイバーたち対キャスター、ギルガメッシュ対バーサーカー、時臣対雁夜、などの戦いに決着がつきキャスターが退場。要点を書くとそれだけ、本当にそれだけ。


先ず終ったのは、時臣対雁夜。雁夜は手も足も出ずに自滅し、時臣に止めをさされた。そしてなんともあっけなく雁夜は退場した、と思いきや言峰の暗躍が、というところで彼らについての描写は終わり。バーサーカー共々曖昧だ。


続いて、ギルガメッシュ対バーサーカー。しかしこれは途中でバーサーカーがセイバーに向かっていったため戦い自他が有耶無耶に。最後はセイバーを狙ってるところをギルガメッシュの大量の宝具で叩き落されて消息不明、という消化不良な結末。

本来の作戦(キャスターをむき出しにして魔術書を破魔の赤薔薇で刺す)が無意味になってしまったので、ランサーが直接攻撃したのは乱入してきたバーサーカーを攻撃したとこだけになってしまった。


そしてこのエピソードの本題、キャスター。切っても切ってもダメージが残らない怪物にはライダーの王の軍勢すら時間稼ぎしかならず。まぁ、あれは人を沢山出すだけだからな。一人一人が頑張ってもダメージが通らないのがあの怪物の凄いところである以上有効なはずはないわな。

最終的には、切嗣の誘導でランサーが必滅の黄薔薇を解き、万全になったセイバーが宝具エクスカリバーで倒した、と。エクスカリバーの真名解放ってあんな派手な現象だったんだな。全く想像してなかったよ。

怪物ばかりが話題で本人はイマイチ地味になっていたキャスターは、今際の際に過去を回想し今までのことについて考えていたっぽい。ほんの一瞬でも考える余裕があったと見るべきか、余裕が一瞬しかなかったと見るべきか。そこは好き好きだけど、決して悪くない最期でした。

あと、ジャンヌ・ダルクが映像に初登場(多分)。思ったよりセイバーと似ている。これは間違われても仕方ない。


今回の切嗣。本人の出番は少ないがキャスターを倒す作戦をいつの間にか考えていて、そのために奔走するという形で活躍。


次回。予告である程度想像のつく話ではある。