大海原の小さな光

大杉先生に仮面ライダー部のことがばれたこと。新入生が変身した蝿座のゾディアーツ、の知り合いの人。二つの全然関係無さそうな話題が進んでいき、最後になって見事に絡む面白い構成の話であった。


大杉先生がライダー部について知ってしまったことからそのままゾディアーツやスイッチについて色々教えられたこと。蝿座の友達の人が、スイッチを配ってるのは教師だと気付いたこと。これらを絡めるという展開は、私としては全く想定していなかったので素直に驚いた。

そして、大杉先生も蝿座もその知り合いもライダー部になってしまった今となっては、この情報はライダー部に簡単に伝わるはず。そうなれば話を大きく展開することも出来ると思うのだが、そこのとこどうなるんでしょうね。

そうそう、新入部員について。新学年(新学期)、新入生ときたんだから新入部員と来るのは想定通り。前フリもあったし。しかし大杉先生が顧問というのは考えてなかった。世の感想記事を見ると意外と考えてた人多いようだが。


流星が以前居た学校でいつの間にか現れていたアリエス。なんか今までの戦いがひどく不毛なものに思えてきた。それはともかく新幹部登場である。ここでも新手の登場というわけだ。上手いオチですね。


蝿座は更に変身を重ねて背中から羽が生え、空を飛ぶようになった。前回、また空飛ぶ生物がモチーフなのに空を飛ばない、とか言ってすまんかった。変身したとはいえまだ貧相なデザインなのでもう一段階ぐらい変身してもおかしくない、とは思ってたのでこれは十分想定できることだった。

それから蝿座、というかその友人は思ったよりドラマがしっかりしてたな。先輩というものが信じられなくなってたとかなんとか。まぁ、元から大して期待してなかった分好意的に見られるというのはあるんですが。