大海原の小さな光

ファムが主人公らしく積極的に動いていた気もするが、実際は殆ど空気を読まない無駄口を叩いていただけだったりする。話の流れからして大事なことは多分、サーラと仲良く話したことぐらいではあるまいか。その会話も結構変だけど。いや、もう本当に主人公って何なんだろうな。


ルスキニアにとって裏切られるのは想定内だったが、タイミングが思ったより早かったとか。まぁ、確かにヴァサントの行動が早すぎる気はする。とはいえ、堂々と単独行動をとった以上その隙をついて何かやられることは十分考えられる事態であり、それが予想外というのはどうなんだ。

グラキエスに対するエグザイル使用以来ルスキニアに不審を持ち始めていた将軍二人は結局裏切らず。でも正直、それはどうでも良い。この二人はルスキニアの元を離れようが離れまいが、そもそもこのタイミングで忠誠心が揺らいだってのが話の都合にしか感じられないわけで。


ヴァサントの手配などもあって、対連邦というか対ルスキニアのために国々が結託した。色々言いたいことはあるが、急速にルスキニア率いる連邦とそれに対抗する者たちと単純化されてあり、いかにもここからが最終章という感じではある。


ルスキニアがグラキエスを訪れた理由は、何だこれ。新手のエグザイルであろうか。まぁ、とにかくそれなりに盛り上がってきたところで次回は、総集編その２。何だそれは。