大海原の小さな光

互いに同じことを思うが故に反発する。流星が弦太朗と賢吾との関係を磁石に例えたりして説得する。マグネットスイッチで盛り上がってるのに合わせた感じが多少わざとらしいけれど、流星が説得に出た背景として流星自信の過去が紹介されていて、良い展開かと。

で、最後はしょうもないことからまた喧嘩になるところで終わるというオチ。このオチ、二人の磁石のような関係を実証しているようで実に良かった。


マグネットステイツは宇宙服を着込んだような独創性あふれるデザインが素晴らしいですね。こういうことを言うと仮面ライダーらしいデザインがどうのこうのと言い出す奴がいるだろう。だが、考えてもみたまえ。一目で区別がつく個性というのは素晴らしいものではないだろうか。ウルトラマンなんて似たようなデザインばかりで並ばれるとまるで区別がつかないですよ。

それから、マグネットはデザイン以外にギミックも面白い。スイッチをカチカチやって砲撃したり、型の砲が合わさってU字磁石になったり。

それにしても、マグフォンが埋まってたのは別に良いのだが、その埋まってた辺りが明らかに今掘り起こしたように見える真新しさなのはどういうことなのか。


やっぱりというべきかドラゴンの正体は賢吾の知り合いではなかった。まぁ、怪しすぎたしな。しかし、犯人の行動のくだらなさはもはやギャグである。「俺以外のアドバイスで成績を上げたな」て何だそりゃ。

そしてリブラ校長が(いつものように)自身ありげだったわりにはラストワン越えにすら至らないハズレとして終わった。強かったのは間違いないけど、どうにも最後の方がくだらないな。