大海原の小さな光

ストレートに前回の続きで、ひたすら連邦とグラキエスとが戦い始めてそれが続いただけの話。前回久しぶりに大きく扱われたファムたちが、また地味になった。


この戦い、どちらのトップも自信たっぷりです。理由はエグザイルがあるから。この時点でなんか嫌な予感がしますが、それはさておき。グラキエスのトップって「グラキエス長老」という役名だそうで。トップが長老で、巫女だの女神だの宗教色のある単語がやたらと飛び出す。やはりどうにも、ずば抜けた兵器とそれ以外とがかみ合っていない国である。


連邦の先陣を切った部隊はあっという間に壊滅しました。ファムが囮だと見破ったくらいだし、ろくなことにはならない気がしていたけれど、それにしたって負けるの早すぎだろう。攻撃も出来ずに瞬殺されたように見えたぞ。

そして、ここで予想外なこと。連邦の将軍が皆「敵討ち」だなんだとわりと本気で言ってるっぽいこと。連中を直属として使っていたヴァサントはいいとして、他の連中はなぁ。体よく彼らを始末したかったとのではと疑う人や、或いは最初からそのつもりで動いてた人とかいないわけ。

続いて、第３艦隊の新兵器であっけなくやられるグラキエスの人たち。ここで兵器の存在を教えディアン以下数名を生かしたのが、今回に於けるファムたちの唯一の見せ場である。地味だけど見せ場があった分まだ良いと考えるべきか。

グラキエスが土地の周りを物凄くでかい壁で覆ってなんだと思ったら、どうやらこれがエグザイルだったようで。いやぁ、エグザイルは毎回毎回面白いビジュアルを視聴者に与えてくれますね。空から巨大な半月上の物体が降りてくるというのも中々だったが、これも負けず劣らず凄まじい。全く予想も出来なかったわ、こんなもの。

そして連邦が対抗して(やっぱり)エグザイルを出したところで続く、と。続くんだ、これ。


そういえば、ファムたちがようやくシルヴィウスのことを話題に出した。それぐらい前回の時点でやろうよ、と思うけど。いや、本当にどうしてるんでしょうね。とうとう今回は誰一人出番が無かったぞ。