ましろ色シンフォニー 第12話「はじまり色の季節」
やっぱりましろ色は最終回にすべきだったじゃないか。
たしかにましろ色シンフォニーという意味不明な言葉の意味は解った。多分、何となく程度にだが。
しかしこういう仕様なら何故、普通に最終回へと回さなかったのか。このことを始めとして理不尽、不条理から来る笑いが多すぎて感動とは程遠い最終回であった。
例えば、前回(その伏線は前々回辺りから既にあったが)から急に再びその存在を主張しだした学園統合の件。統合が暗礁に乗り上げ始めているという。この話題はしかし、大して話が広がらず、最後まで先輩(及び新吾)を始めとするぬこ部の活動とあまり絡むことなく終わってしまう。じゃあ、統合が暗礁に乗り上げるって展開は何のためにあったんだよ。
何となく、最初のほうやEDのキャストで大きく扱った割りには名のあるモブ程度になっていた愛理の見せ場、ぐらいにしか見えない。だが、これで面目が立ったかといえばそうでもない。そもそも、名のあるモブ程度にされて細かな内面が殆ど出なくなっていたので、ここでいきなり統合に向けて活躍されても説得力がちょっと。
本当にこの話題(統合)の無意味さには笑わざるを得ない。極端な話、最初からそんな設定無しで、元名門女子校が共学になった、では駄目だったのかね。
えっと、それからぱんにゃの家族。存在自体そのものが笑える、ともかくそれ以前の問題。話を畳もうというこの段階になってちょうどタイミング良く唐突に、今まで回想シーンにしか出てこなかった家族が見つかると言うこのご都合主義。本当に笑える。素人だってもう少し必然性のある展開を考えないだろうか。
おそらくここでもまた学園統合が足を引っ張っている。あれさえ無ければ、ぱんにゃを含むぬこ部の動物を全て野に帰す、というぬこ部の目標を遂げたから最終回と納得できたんだ。にもかかわらず統合にまで最後の展開を用意したものだから、最終回をを狙うかのように話題が重なるご都合主義展開やそれらが殆ど重ならず進む纏まりの無い構成になっている。
そしてEDが終わった後、最後の最後。誰だよお前は、そういう言いたくなる人が話題を持ち込んできてこれまた笑う。
作品全体の纏め。結局最後まで構成に問題があった。初期設定(統合)やごく初期の展開を考えれば、例え主人公と恋人関係にならないにしても愛理のことを掘り下げなければいけないのは明らかであり、それを怠ったストーリー展開、構成は不手際と言わざるを得ない。それが嫌なら設定や展開を少し変えれば良いだけの話だ。まぁ、明らかにメインヒロインと見えたものが全力で無視されるというのは私の趣味にとてもあってはいる。どういう方向で進むか読めなくなり、リアルタイムで見る面白さがあったと言えなくもない。作品としての完成度が低いのは間違いないけど。
たしかにましろ色シンフォニーという意味不明な言葉の意味は解った。多分、何となく程度にだが。
しかしこういう仕様なら何故、普通に最終回へと回さなかったのか。このことを始めとして理不尽、不条理から来る笑いが多すぎて感動とは程遠い最終回であった。
例えば、前回(その伏線は前々回辺りから既にあったが)から急に再びその存在を主張しだした学園統合の件。統合が暗礁に乗り上げ始めているという。この話題はしかし、大して話が広がらず、最後まで先輩(及び新吾)を始めとするぬこ部の活動とあまり絡むことなく終わってしまう。じゃあ、統合が暗礁に乗り上げるって展開は何のためにあったんだよ。
何となく、最初のほうやEDのキャストで大きく扱った割りには名のあるモブ程度になっていた愛理の見せ場、ぐらいにしか見えない。だが、これで面目が立ったかといえばそうでもない。そもそも、名のあるモブ程度にされて細かな内面が殆ど出なくなっていたので、ここでいきなり統合に向けて活躍されても説得力がちょっと。
本当にこの話題(統合)の無意味さには笑わざるを得ない。極端な話、最初からそんな設定無しで、元名門女子校が共学になった、では駄目だったのかね。
えっと、それからぱんにゃの家族。存在自体そのものが笑える、ともかくそれ以前の問題。話を畳もうというこの段階になってちょうどタイミング良く唐突に、今まで回想シーンにしか出てこなかった家族が見つかると言うこのご都合主義。本当に笑える。素人だってもう少し必然性のある展開を考えないだろうか。
おそらくここでもまた学園統合が足を引っ張っている。あれさえ無ければ、ぱんにゃを含むぬこ部の動物を全て野に帰す、というぬこ部の目標を遂げたから最終回と納得できたんだ。にもかかわらず統合にまで最後の展開を用意したものだから、最終回をを狙うかのように話題が重なるご都合主義展開やそれらが殆ど重ならず進む纏まりの無い構成になっている。
そしてEDが終わった後、最後の最後。誰だよお前は、そういう言いたくなる人が話題を持ち込んできてこれまた笑う。
作品全体の纏め。結局最後まで構成に問題があった。初期設定(統合)やごく初期の展開を考えれば、例え主人公と恋人関係にならないにしても愛理のことを掘り下げなければいけないのは明らかであり、それを怠ったストーリー展開、構成は不手際と言わざるを得ない。それが嫌なら設定や展開を少し変えれば良いだけの話だ。まぁ、明らかにメインヒロインと見えたものが全力で無視されるというのは私の趣味にとてもあってはいる。どういう方向で進むか読めなくなり、リアルタイムで見る面白さがあったと言えなくもない。作品としての完成度が低いのは間違いないけど。
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