大海原の小さな光

あの補習の先生は特に大した背景があるわけでもなく、話の進展を滞らせる憎まれ役として作られたのであろう。その行動を見てストレスが溜まるのはねらい通りに違いない。しかしそれはそれとして、常識で考えてああいう苦痛ばかりで無意味な労役を課すのはいかがなものか。


本編は、はいはい、今回は大文字隼と友達になって彼を仮面ライダー部に入れる話ね。展開も結局大筋では今までと同じパターン。弦太朗を嫌い、見下してるようなやつを引き込む展開だ。さすがにちょっとワンパターンになってきた。

自分を嫌っている者さえいつの間にか引き込んでしまう弦太朗のすごさ、みたいなところを見せたいのは分かる。弦太朗が「全員と友達になる」と言って、相手を差別しないから相手から是非にと言われたらドラマが成り立たないのも分かる。分かるのだがワンパターンな気がするのはどうしようもない。


今回のゾディアーツはいきなり犯人の顔が分かってしまった。しかし経歴などは全く分からないので、実は依然正体不明のままであるとも言える。さて、どういう話になるかな。あと、やっぱり動物を優先してるだろ、ゾディアーツのデザインを考えた人。

スコーピオンは出番なし。本当にこいつとか、赤い目の男とかの話はいつになったら進むのだろう。