大海原の小さな光

FBの正体はミスターブラウン、FBとはフェルディナント・ブラウンの略だった。なんてことだ。ミスターブラウンこと天王寺氏は岡部のしゃれでもなんでもなく本当にミスター「ブラウン」だったのか。その発想は無かった。

これについては、伏線は少ないけど素直にやられた、意外だと思える良い展開だと思う。シャイニングフィンガーが会ったことも電話をかけたことすらも無い。にもかかわらず女性だと思っていた。そしてその裏づけとなるようないかにも女性言葉のメールがはっきり画面に映る。今になってみればこの辺は胡散臭さそのものじゃないか。


しかしラウンダーって本当に、行き場のないダメな人を集めてたのか。今までそんな連中にやられていたのかと暗澹たる気持ちになると同時に、そんな人間を利用しようとするSERNに怒りも感じる。どこの悪の組織だよ。


ようやくIBN５１００が手に入った。これで最初のDメールを無かったことにすれば目標は達成。しかしそれはつまりクリスが死ぬことを意味する。というところでヒキなのだが別の些細なことが少々気になったりして。今の世界線ではシャイニングフィンガー及びミスターブラウンはどれ位生きられるんだろう、とかそんなこと。


前回が「連鎖」で今回が「断絶」。英語部分は前回が「Endless」で今回が「Finalize」。何れにせよ前回が続くイメージで今回が終わるイメージ。それから「連鎖」と「怨嗟」とで韻を踏んでいる。無駄に良く出来ているな。