大海原の小さな光

まぁ、そこに至るまでは先生のアルバイトとか熱愛発覚とかしょうもないノリで進むわけだが。しかし変身ヒーローものでも、新手の強敵が出てきたり、それに対してヒーローがパワーアップするような話が最初から最後まで特別な雰囲気で進むとは限らない。案外、普通の話と同様に始まったりする。故にこれで良いのだ。


ブラックファンドの社長ブラックトレーダーには良い感じに意表をつかれた。あまり社長って雰囲気ではない外見だが、しかし西条先生を上手く誘導して雇った辺りに経営者として有能なのは確かだろうと思わせる。ブラックファンドとかブラックトレーダーとかネーミングセンスはどうかと思うけど。

という訳でサロメの後釜として雇われた西条先生はブラックキャリアとして見事にツインエンジェルを退けセブンアミュレットの一つを奪った。わけであるがこの結果、サロメが全敗だったせいですごそうに見えるが、実際にはそうでもない。サロメも毎回ある程度良いところまで行っていた。失敗の要因はミスティナイトに阻まれていたのが大きい。


ブラックキャリアの正体に気付かないツインエンジェルはともかくとして、だ。何でブラックキャリアもツインエンジェルの正体に気付かないんでしょうね。やっぱり変身すると大丈夫になるものなのか。


ツインエンジェルは前回やってた軽犯罪の摘発のみならず町おこしみたいなことまでやっている。どうやらツインエンジェルは思った以上に世の中に根ざしているようだ。


予告は普通に真面目な話みたい。ミスティナイトの人は出番ここだけか。