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ダンタリアンの書架 第3話「叡智の書/月下美人」

短編二本立て。

話にバリエーションが出て良かったのではないでしょうか。


叡智の書

先ず一言。ミステリーでは事件の実行犯の名を指摘するだけでは致命的なネタバレにはならないことも多い。というのも、犯人当てでは犯人が何を思いどのようにして事件を起こしたのか、が犯人の正体と上手く繋がらないように出来ている。手段や動機その他諸々まで全て説明しない限り作品を読む楽しみは損なわれない。

更に言えば、ダリアンは実際懇切丁寧に犯人のことを説明したわけだが、これでもまだ致命的にならないケースはある。個々の事件の顛末とは別に全文を読み終えたとき衝撃がある、というかそんな感じの作品。


どうでもいい話が長引いたが本題。馬鹿な大人に任せていて良いのだろうか、とか冒頭で言っているのに最終的には、別に成り代わって支配したいとかそんなつもりはないって。意味のないミスリードをしないで下さい。

それはさておき、賢くなりすぎて結局何もしないってオチは面白い。ここまでは単なる異能バトルをやるための舞台装置に過ぎなかった感じの幻書が初めて幻書ならではの展開を見せた。


月下美人

そしてとうとう幻書が関係ない事件。ついでに主人公たちが能動的には何もしていない事件。起きたことは、押し入った強盗が勝手に死んだだけ、なのだから。

こちらは、幻書を使わずとも本に絡めれば事件を作れるというところを見せている。だからといって、本のように見える花を咲かせるサボテンはどうかと思うが。


何れにせよ今後の話にバリエーションが出てきそうで先が楽しみになってきた。


お菓子で簡単に釣れるダリアンはいかになんでもチョロ過ぎると思う。
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