大海原の小さな光

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エレンは全く文字通りの意味で人間社会に居場所が無かったはずなのだが、立派な住居らしきところに居るではないか。これは一体どういうことか。考えても分からないし、気にしないことにしよう。


OP変更。曲は使う歌詞を変えたのではなく曲そのものアレンジ、映像は一部変更、というパターン。しかし、映像の変更部分が中々ハッキリしないため、しばし曲だけ変えたように感じる。


本編。キュアビート誕生及びエレンの仲間入りも終わり、ようやく主人公が主人公らしく動ける普通の話。と、思ったらまだダメ。セイレーンが初めてプリキュアになったころに比べれば大分マシとはいえ、相変わらず響と奏とに単体のドラマは無い。「響たち」という１セットの人物になっている印象。

もし、今回からこの番組を見始めた人間に響と奏とのキャラ(性格)の違いを説明しろと言っても難しいと思うんだ。

エレンが響たちと友情を築き、自ら胸を張って仲間と言えるようになる、という話を描いたためなんだろうけど。それにしたってもう少し何とかならなかったのだろうか。一度サンドアートが壊れたときにそれぞれが別の方向性でフォローを入れる、みたいな感じで。


サンドアート大会参加者の技術力が皆やけに高い。それはさておき、主人公を安易に優勝させない展開、個人的には結構好きだ。


出てきただけですぐに帰ったミューズ。何のための登場なのか考えてみる。出てきたのではなく自分のすぐそばで事件が起きたので来てみたが別に問題なく解決しそうなので帰った。つまり正体はこの中にいる、と考えさせるミスリードなのではあるまいか。いまだに否定されてない怪しい人の登場シーンがあるし。

それはそうと「助けに行かないドド?」と言うドドリーはとても珍しくミューズの協力者に見えた。普段はミューズの言葉を代弁していたり、ミューズがドドリーの従者に見えたりするからな。