大海原の小さな光

変身アイテムをなくす、盗まれるというのは定番の状況ですね。だがこの番組の今回はそこに至るまでが長く、そしてやけに手が凝っている。


状況証拠がある如月先輩が学校荒らしの犯人ではないってのは、まぁ普通。そこがミスリードなのは考えるまでもない。しかし如月先輩と似た顔の男による犯行は実際に行われており、しかもそれが真の狙いから目を逸らすためのカモフラージュだったとは。中々立派にミステリーしているではないか。

さらにカモフラージュの犯人の存在が最後の逆転劇にスムーズにつながってくる。よく考えられていた事件であったがそのよく考えられていた部分が最終的に足を引っ張る。この無駄のない構成には感動さえ覚える。


最後に新キャラ登場。OPやEDでやたら目立ってる人ですね。


予告などを見ると明らかにミスティナイトの正体を隠す気がない。こうなってくると今後どういう展開にするつもりなのか、むしろ興味がわいてくる。