GOSICK-ゴシック- 第24話「死神の肩越しに永遠をみる」
これにて終わり。
なんだかんだ言っても良いお話だったと思いますよ。
前回ブライアン・ロスコーのかたわれに命を狙われたヴィクトリカはどうなるのか。色々考えられたが、なんと最後は自滅。しかも何故か生きてた。しかし少し話が進んだら結局死んだ。何なんだ、この展開。正直、ヴィクトリカの命を狙うという行為がストーリー展開に全く必要ない。このブライアン・ロスコーを退場させたいのなら馬車が事故にあったとかその程度で十分である。こういう変な二度手間が目に付くよねこの最終章。
あと、グレヴィールの扱いも不自然だよな。ヴィクトリカを見逃したと言うが、あの場面は物語展開上全く必要なく本当に見つけられなかった(最終回に出てこなかった)のであってもまるで構わない。あれなら多少ご都合主義であっても、本性を現したブライアン・ロスコーからヴィクトリカを助ける、みたいな展開の方がマシだ。
ヴィクトリカが銀髪になったのもよく分からないところだ。強い衝撃を受けて白髪になるみたいなノリですか。あれは都市伝説ですよ。
とまぁ、相変わらずツッコミどころも多いけれどそれはこの辺にしておこう。
起きたことはと言えば生き別れになった二人が再び出会えた、と言うだけの話でそれ以上のことは無く被った損害も大きい。けれどここまでの物語に相応しい終わり方であると思う。ここまでの物語とは即ち一弥、ヴィクトリカの二人及びその関係についてのお話。
もっとはっきり言うと近年のアニメにおいてもはや絶滅危惧種と言っても良いボーイ・ミーツ・ガールもの。各エピソードのミステリーな事件とか、歴史とかはおまけです。おまけという言葉が悪ければ舞台装置。最終章以外はほとんど歴史が必要なかったし、最終章にはミステリーが必要なかった。最終章の歴史、と言うか戦争にしたって具体的なことはちっとも分からない。第二次大戦が大幅に前倒しで起こって終わったらしいってだけ。
さておき、ラストシーンでの「きれいな異人さん」ってモブの言葉が何か良い。もはやこの国では政治に利用される道具でもなければ、忌避される灰色狼でもない。異人さん、などとギャップを感じる存在であるのは変わらないけれどそのギャップは今までに比べれば大幅なスケールダウンだ。そしてそれ故、ソヴュールにいたときのように行動範囲が縛られているわけでもない(たぶん)。
そんな風に色々考えていくと、やっぱりこれは良い解決なのかも。
なんだかんだ言っても良いお話だったと思いますよ。
前回ブライアン・ロスコーのかたわれに命を狙われたヴィクトリカはどうなるのか。色々考えられたが、なんと最後は自滅。しかも何故か生きてた。しかし少し話が進んだら結局死んだ。何なんだ、この展開。正直、ヴィクトリカの命を狙うという行為がストーリー展開に全く必要ない。このブライアン・ロスコーを退場させたいのなら馬車が事故にあったとかその程度で十分である。こういう変な二度手間が目に付くよねこの最終章。
あと、グレヴィールの扱いも不自然だよな。ヴィクトリカを見逃したと言うが、あの場面は物語展開上全く必要なく本当に見つけられなかった(最終回に出てこなかった)のであってもまるで構わない。あれなら多少ご都合主義であっても、本性を現したブライアン・ロスコーからヴィクトリカを助ける、みたいな展開の方がマシだ。
ヴィクトリカが銀髪になったのもよく分からないところだ。強い衝撃を受けて白髪になるみたいなノリですか。あれは都市伝説ですよ。
とまぁ、相変わらずツッコミどころも多いけれどそれはこの辺にしておこう。
起きたことはと言えば生き別れになった二人が再び出会えた、と言うだけの話でそれ以上のことは無く被った損害も大きい。けれどここまでの物語に相応しい終わり方であると思う。ここまでの物語とは即ち一弥、ヴィクトリカの二人及びその関係についてのお話。
もっとはっきり言うと近年のアニメにおいてもはや絶滅危惧種と言っても良いボーイ・ミーツ・ガールもの。各エピソードのミステリーな事件とか、歴史とかはおまけです。おまけという言葉が悪ければ舞台装置。最終章以外はほとんど歴史が必要なかったし、最終章にはミステリーが必要なかった。最終章の歴史、と言うか戦争にしたって具体的なことはちっとも分からない。第二次大戦が大幅に前倒しで起こって終わったらしいってだけ。
さておき、ラストシーンでの「きれいな異人さん」ってモブの言葉が何か良い。もはやこの国では政治に利用される道具でもなければ、忌避される灰色狼でもない。異人さん、などとギャップを感じる存在であるのは変わらないけれどそのギャップは今までに比べれば大幅なスケールダウンだ。そしてそれ故、ソヴュールにいたときのように行動範囲が縛られているわけでもない(たぶん)。
そんな風に色々考えていくと、やっぱりこれは良い解決なのかも。
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