大海原の小さな光

目的のために子どもを生ませたかったというのはわりとよくあるネタだが、普通そういうのってもうちょっと優雅にというか、華麗にというか、キレイにやりませんか。そう例えば某落とし神のような、言葉巧みに相手に取り入る結婚詐欺師のようなマネを。

この人ときたら拉致、強姦(直接の描写は無いがそうとしか考えられない)、監禁って金及び地位にモノを言わせただけのものすごい力技。もうちょっとなんとかならなかったのか色々と。どこをとっても犯罪ではないか。

その後もコルデリアを用済みとばかりに精神病院に送ったのり、ヴィクトリカを幽閉したりとツッコミどころだらけ。そして斯様に問題ばっかりなのになんか得意気だし。ここまでいくとなんだかむしろ笑える。


コルデリアは病院からブライアン・ロスコーに助けられて行動を共にするようになり、ヴィクトリカが一度だけ母親にあったときの話に繋がる、と。そしてブライアン・ロスコーがブロワ侯爵及びオカルト省を敵視しているのはこの辺が理由、と。うん、上手く話が繋がりましたね。


一弥がヴィクトリカが持ってたのと同じようなペンダントを買うが、直後に無くし掛けるのは先行きの不安を煽る良い演出。