大海原の小さな光

今回のオチは結果や目的ではなく、楽しむことそれ自体が大事みたいな感じかな。しかし、はたしてどうだろう。目的の設定や結果がどうかといったことを全く気にせず楽しければそれが正義なのだとしたら、練習を真面目にやらず好き放題騒ぐだけの園児たちも認めることになりはしないか。響が体を張った行動で彼らの目的意識を誘導したからこそまともに発表会が出来たのだ。目的や結果は必要なのです。

これは響たちのプリキュアとしての活動においてよりいっそう言える。プリキュアは人々を守るという結果を出せなければいけないし、そのためにはプリキュアとしての能力ハーモニーパワーが必要。そしてハーモニーパワーを高めるためにピアノの練習なんかもやっているのだから、その結果は気にしないわけにはいかない。

つまるところ、結果や目的も大事だがそこに至るまでの過程を楽しむのも大事、ぐらいに考えよう。


マイナーランド側の人間関係に色々と変化の兆しが。でもまぁ、トリオ・ザ・マイナーとセイレーンとの関係はとりあえずおいといて、セイレーンと王子先輩との出会いに注目してみる。王子先輩との接触が人間(エレン)ではなく猫（セイレーン）のときってのが結構興味深いというか楽しみというか。


次回は新手のプリキュア登場だそうですが。はっはっは、騙されませんよそんなミエミエのミスリード。一体その正体は何者なんだ。とまぁそんな小芝居はどうでもよくて。例年のシリーズに比べて新戦士登場が随分早いような気もするが、実際には第１話からOP映像にはずっと出ているのでかなり焦らされた感もある。