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双星の陰陽師 第16話「陰陽師として」

繭良のケガレ堕ちと、その対応と。

状況設定があまりにも完璧で、感動的である。


今回のトピックスは、突如繭良がケガレ堕ちになったので、双星はこれを治せる新技を手に入れた。以上。しかし、その技の性質というか見た目というかが愉快である。二人の体が触れ合うと一時的に何かすごくパワーアップをするので、手をつなぐ。そして、何かすごく派手な現象で撃つ。戦いに物理的意味で勝ったという意味のみならず、恋愛のカップリングから取り除かれたことのメタファーという意味にもとれる素晴らしい状況ですね。作中人物としては、ただ助けたいと思ってやっているという捻じれ具合も手伝って、実に秀逸だ。

それはさておき。前回、ケガレ堕ちを殺すしかなかったばかりなので、これが今までにもあれば、という感情は納得行き易いところである。前回の話は百%アニメ版オリジナル(の筈)であり何とも色々不明瞭だったのだが、なるほど、この展開なら意図は明白だ。


ところで、問題の共振(レゾナンス)というやつについて個人的に思うこと。私は以前から、神子を生むというのはいかにも物理的意味であるかのように散々煽っておいて、二人で共同作業をすることによって一人では出来ないことを出来ないようになるという現象、或いはそれによって出来た結果の数々(例えば強力な合体攻撃)である、というある種肩透かしオチを食らわせるのではないかと疑っていた。そこにこのレゾナンスである。やはりこういうのが来たか、という感情と、こんなネタがもう専用の名称をもって独自に現れたということは神子はこの手のオチではないのか、という感情が同時に湧き上がり、何とも言えない複雑な気分になった。


最期は、久しぶりの石鏡悠斗の登場でヒキ。ラスボスっぽいけどフットワークが軽いよね、この人。今まで何してたんだろう。
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