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暦物語 第5話「こよみウインド」

時代がくらやみに包まれている。

噂話は何故流行ったか。それをめぐる千石との議論と、貝木の答えとからなる今回の話。貝木の話は、彼の言うことなので話半分に聞くべきではあるが、一つの話の種としては確かに面白い。特に、何故流行っているのかは流行る前の段階を論じるべきとか、時代がくらやみに包まれているとかいった考え方はある意味このシリーズの秘密とかかわっている。

例えば、彼は今回途中で吸血鬼の話が流行っていたことを例に出したわけだが、これが何故流行ったのかと言えば実際吸血鬼がいたからだ。しかし、何故吸血鬼キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードがこの町にいたのか。それは決して偶然とばかりは言い切れないある理由があった。それがこの場合の、論じるべき前の部分、という言い方も出来なくはない。


今回のエピソードは、八月。なのだが『偽物』と絡み合っているため、細かい順番を気にする人には注意が必要。最初に千石と話し合っている時点では、詐欺師の後始末と言っているので『偽物(上)』(『かれんビー』)終了後、それもおそらくはそう間もない時期であるのに対し、貝木と話しているのは『偽物(下)』(『つきひフェニックス』)の最中である。ミスタードーナツで貝木と話している場面に、当時は言っていなかったがこのような話があった、という立ち位置である。

そして、ここから一週間弱。夏休み最後の日を始まりに、長い長い数日間が始まる。彼らの物語にもくらやみが現れることになる。だが、それは別の物語。未だ彼らには知る由もないことだ。


おまけ。アニメ版用の厳密な時系列。

『傷物』。春休みの事件。三月二十六日から四月七日まで。

『暦』第1話『こよみストーン』。四月十一日。ラストシーンは翌日。

『猫(黒)』。ゴールデンウィークの事件。四月二十九日から五月七日まで。

『化物』より『ひたぎクラブ』。『猫(黒)』のラストシーンから直接繋がっていると思われる。

『暦』第2話『こよみフラワー』のエピローグ以外。五月九日、十日。『ひたぎクラブ』の直後。

『化物』より『まよいマイマイ』。母の日。定義上、五月十四日の筈。

『こよみフラワー』のエピローグ。十万円は未だ払っていない。

『化物』より『するがモンキー』『なでこスネイク』『つばさキャット』。

『暦』第3話『こよみサンド』。

『暦』第4話『こよみウォーター』。未だ戦場ヶ原に監禁されたことはない。

『偽物(上)』。

『暦』第5話『こよみウインド』のエピローグ以外。詐欺師の事件は終了済み。

『偽物(下)』。ミスタードーナツで貝木と話すところまで。

『こよみウインド』のエピローグ。

『偽物(下)』。残り全て。

『傾』。夏休み最後の日に始まり、エピローグで二学期最初の日(始業式)になる。

『猫(白)』。『鬼』とはほぼ同時期に始まり、以降『終(中)』までの裏話。先ず、羽川家が燃える。羽川は学習塾跡で眠る。

『鬼』のエピローグ以外。『傾』の最後から直に続く。二学期最初の日から翌々日まで。また、エピローグは大分後。先ずは、冒頭から以下の箇所まで。くらやみから逃れようとして知らない山に入ってしまっていたことを教えられる。ペアリングが切れていることを知る。「しんぱいすれな」のメールを出す(以上、八月二十二日の夜明け頃)。

『猫(白)』。目を覚ました羽川が戦場ヶ原に保護されるところから、戦場ヶ原が羽川の料理に驚きその性格の欠陥を糾弾する辺りまで(八月二十二日から二十三日朝)。

『鬼』。八月二十三日、どうにか山中の村に辿りつく。臥煙先輩の要求を聴き、くらやみについての説明を受ける。八九寺が成仏。神原を呼び出すメールはこの時期に出したと考えられる。

『猫(白)』。羽川が神原と出会う。神原は阿良々木くんからメールを受け取ったという。その後、羽川は阿良々木家に泊まることになる。

『終(中)』。『鬼』本編の最後から続く。これまたエピローグ(及び冒頭)は大分後。先ずは、神原と合流してから、名前の読み方が分からない公園を目指すも道に迷うまで。

『猫(白)』。阿良々木家にて眠った羽川に代わりブラック羽川が現れる。忍と接触、学習塾跡が焼け落ちたのを確認。

(ここに忍が説明した、猫との共闘の話があったのだと考えられる)

『終(中)』。ようやくたどり着いた公園で忍と合流。怪異を倒した後、北白蛇神社にて臥煙先輩から説明を受ける。説明終了後、臥煙先輩は一足早く神社を出る。

『猫(白)』。朝、羽川が目を覚ます。章番号が大胆に飛んでいる。登校中にエピソードや臥煙先輩と出会う。

『終(中)』。阿良々木くんが五千円持って買い物に向かう。初代怪異殺しとの決闘が決まる。

『猫(白)』。羽川が虎の正体を察し、戦いを挑む。

『終(中)』。羽川からのメールを受けて、阿良々木家に神原を向かわせる。再生死屍累生死郎を倒す。

『猫(白)』。阿良々木くんが羽川と虎との場に駆けつける。以下、最後まで。

『終(上)』。扇との初対面。複数のエピソードからなり、作中でも数日経っているが、間に別のエピソードは絡まないので細かいことは割愛。

(千石が神になる)。該当エピソードはオチの性質上、どこからどこまで本当にあったことなのか不明なので、確実に言えることのみを記す。

『鬼』のエピローグ。扇がいる、八九寺との別れは四か月前だと語られている、以上の点からこの位置。

『恋』。千石の問題が解決。

『憑物』。

『終(中)』のエピローグ(及び冒頭)。三月十三日、阿良々木くんの受験当日の朝。
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テーマ : 〈物語〉シリーズ
ジャンル : アニメ・コミック

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第5話「こよみウインド」 OPは恋愛サーキュレーション。この曲異常に流行ったよな~ 中学生を狙った詐欺事件が収束した頃。 阿良々木家を訪問した撫子。訪問1秒で帰ろうとすんなw

暦物語 第5話「こよみウインド」 レビュー

企業秘密を聞いたな、金を払え。 撫子なオープニングだったけど、貝木さんの方が目立ってましたね。 無風がキー。 以下ネタバレあり

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