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仮面ライダーゴースト 第16話「完璧!白い仮面ライダー!」

ネクロムの正体とは。

この新手の戦士、今までとはまるで違う。


作品が仮面ライダーと称するものとしては三体目になるもの、ネクロムが出てきました。これは、最初から変身済みで出てきたわりには、変身しているのがアランであることはすぐに明らかになる。マコトが声で見破ってしまったのだ。しかしながら、その能力は極めて謎めいている。雑兵眼魔を力とし、攻撃が当たってもすり抜ける。この作品に今まで出てきた奴らとはノリが違う。

その変身システムも、腕につけているパーツ、いわばブレスレットをいじるというこの作品どころか、平成ライダー全体で殆ど見なかったタイプ。やはり、この作品の今までとはノリが違う。私としては、直撃世代の『戦隊』シリーズのために、非常に昔懐かしい印象だが。

さておき。キャスト表記ではアラン/仮面ライダーネクロムと書かれ、まるでアラン=ネクロムと言い換えても良いようだが、ネクロムを勝手に持ち出したとも言われており、そういうわけではないらしい。これには意味があるのか。つまり、後で別の奴が変身するようなことがあるのか。それとも、単にそういう出自だというだけなのか。そして、ネクロムがアラン本人の持ち物ではないとすると結局アランにはジャベルのような変身があるのかないのか。疑問は尽きない。


マコトとアランとは“親友”、それは確かなことらしい。しかしながら、友達なら分かり合える筈とか、友達なのに何故戦うんだとか、そんなお気楽な台詞が成り立つ間柄でもないらしい。いったい彼らの過去や内心に何が。これまた、とても気になるところだ。いずれにせよ、彼らが相容れぬ敵対関係であること、それだけは事実。是非とも最後までそれで突っ切って頂きたい。戦い方としては最後までネクロムをやり続けるとなお良し。作品としては仮面ライダーの名を与えているが、作中の位置づけとしては純粋なライバル、というのをそろそろ見たい。


急にしゃべりだしたロビン・フッドは「正義は一つではない」「敵には敵の正義がある」といったことを語りました。大変ごもっとも。そういうことは常々考えておきたいものだ。でも、「敵にも正義がある」ってどちらかというとロビン・フッドの方が言われる側ではないか。いや、だからこその台詞なのかもしれないが。まぁ、さておき。これは、ある意味この作品を象徴する部分だ。この作品、いつだってどこもバラバラで一枚岩ではなかった。各々に独自の考え方があるので、完全に重ならないのだ。統一感があるのは個々のキャラがあまり立っていないシブヤとナリタとぐらいだ。
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テーマ : 仮面ライダーゴースト
ジャンル : テレビ・ラジオ

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