仮面ライダーゴースト 第11話「荘厳!神秘の目!」
さ、西園寺。
終わりか、本当にこれで終わりなのか。
十五個のアイコンを集めた者として願いを叶えようとした西園寺だが、いまいち原因不明瞭に消えた。なお、願いは、全てを支配すること。いやいや、ちょっと待ってくださいよ。ここまで散々暗躍してきた西園寺が急に消えた(死んだ)っぽいのもさることながら、その目的が全ての支配という一見大きそうで、その実すごくふわっとした、要するに安っぽい代物なのも。何かにつけて唐突過ぎて、付いて行けない。
まぁ、よくよく考えてみると。アランたちが組織立っているっぽい+この後の展開でスペクターとの対立も消える、と情勢が大きく変わるところなので西園寺も話の流れから消えるのは、少なくともストーリー構成上は、納得ではある。そろそろ一クール目も終わりっぽいしな。ただ、だからと言って作中の現象としても物理的に消える奴があるか。
更に言うなら、 西園寺のこの唐突過ぎる幕切れはある意味すごい。一応にも怪人の黒幕でありヒーローの戦いの経歴と多少なりとも関係があるし、スペクターに接触し不穏なことを言っていたこともある。ヒーローの父親とは共同研究者であったが、その為人を嫌っていた。等々因縁が腐るほどあるのに、ヒーロー即ちタケル本人とは殆ど接触が無いまま終わってしまった。だから、その辺をスカッとさせる本当の決着編があるのではないか、とは私は別に思わない。ヒーローと因縁浅からぬ相手だが、終始ヒーローと出会わぬまま終わってしまう、というのもそれはそれで味わい深いのではないだろうか。
願いは、タケルがスペクターの妹、カノンを生き返らせるのに使った。人を助けるのは自分が助かってからとか、自分の命は自分だけのものではないとか、色々言われたり考えたりして散々引っ張ったわりに出た結論がそれかという気がしないでもない。でも、長々続けてきた生き方をそんなついさっき言われたことで急に変えてもそれはそれでどうかという気になるので、特に問題は無い。それよりも、「俺の、望みは」→CM→(CM後ある程度進んでからの回想で)「俺の、望みは」という無駄にくどい構成の方が引っ掛かる。
これをもって、スペクターはアイコンを集める目的が無くなり、ひいてはタケルと争う理由が無くなった。そして、共闘へ。その展開自体は納得せざるを得ないけど、タケルがジャベルと戦うことになり次第いきなり手を貸すのはちょっとな。いや、昔は兄貴分だったんだし、協力は自然なのか。共通の敵を前に何となく有耶無耶の内に共闘になって、みたいな展開でも、と思ったが、それは前回のことだな。ただ、ジャベルの「裏切りは死を持って償え」みたいなセリフは最初に言ってほしかった。スペクターがアランたちと争う形なのはもう明らかなんだから。
さておき。タケルは結局生き返れなかった。次回、この点にいかなる結末をつけるのか。少しだけ気になるところではある。
終わりか、本当にこれで終わりなのか。
十五個のアイコンを集めた者として願いを叶えようとした西園寺だが、いまいち原因不明瞭に消えた。なお、願いは、全てを支配すること。いやいや、ちょっと待ってくださいよ。ここまで散々暗躍してきた西園寺が急に消えた(死んだ)っぽいのもさることながら、その目的が全ての支配という一見大きそうで、その実すごくふわっとした、要するに安っぽい代物なのも。何かにつけて唐突過ぎて、付いて行けない。
まぁ、よくよく考えてみると。アランたちが組織立っているっぽい+この後の展開でスペクターとの対立も消える、と情勢が大きく変わるところなので西園寺も話の流れから消えるのは、少なくともストーリー構成上は、納得ではある。そろそろ一クール目も終わりっぽいしな。ただ、だからと言って作中の現象としても物理的に消える奴があるか。
更に言うなら、 西園寺のこの唐突過ぎる幕切れはある意味すごい。一応にも怪人の黒幕でありヒーローの戦いの経歴と多少なりとも関係があるし、スペクターに接触し不穏なことを言っていたこともある。ヒーローの父親とは共同研究者であったが、その為人を嫌っていた。等々因縁が腐るほどあるのに、ヒーロー即ちタケル本人とは殆ど接触が無いまま終わってしまった。だから、その辺をスカッとさせる本当の決着編があるのではないか、とは私は別に思わない。ヒーローと因縁浅からぬ相手だが、終始ヒーローと出会わぬまま終わってしまう、というのもそれはそれで味わい深いのではないだろうか。
願いは、タケルがスペクターの妹、カノンを生き返らせるのに使った。人を助けるのは自分が助かってからとか、自分の命は自分だけのものではないとか、色々言われたり考えたりして散々引っ張ったわりに出た結論がそれかという気がしないでもない。でも、長々続けてきた生き方をそんなついさっき言われたことで急に変えてもそれはそれでどうかという気になるので、特に問題は無い。それよりも、「俺の、望みは」→CM→(CM後ある程度進んでからの回想で)「俺の、望みは」という無駄にくどい構成の方が引っ掛かる。
これをもって、スペクターはアイコンを集める目的が無くなり、ひいてはタケルと争う理由が無くなった。そして、共闘へ。その展開自体は納得せざるを得ないけど、タケルがジャベルと戦うことになり次第いきなり手を貸すのはちょっとな。いや、昔は兄貴分だったんだし、協力は自然なのか。共通の敵を前に何となく有耶無耶の内に共闘になって、みたいな展開でも、と思ったが、それは前回のことだな。ただ、ジャベルの「裏切りは死を持って償え」みたいなセリフは最初に言ってほしかった。スペクターがアランたちと争う形なのはもう明らかなんだから。
さておき。タケルは結局生き返れなかった。次回、この点にいかなる結末をつけるのか。少しだけ気になるところではある。
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仮面ライダーゴースト 第11話「荘厳!神秘の目!」
第11話「荘厳!神秘の目!」
15個の眼魂を手に入れた西園寺はモノリスの前で儀式を始めるが・・・
仮面ライダーゴースト 第11話「荘厳!神秘の目!」
仮面ライダーゴーストの第11話を見ました。
第11話 荘厳!神秘の目!
15個の眼魂を手に入れた西園寺は大天空寺地下の研究室にあるモノリスの前で儀式を始め、眼魂が浮遊する中、すべての物を支配する力が欲しいと訴えるのだが、光の粒となって消えてしまう。
「迂闊だった。アイツが5個持っていたとはな。だが、ベルトを持っていない奴がいくらやっても無駄だ」
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