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終物語 第2話「そだちリドル その壹」

ライク・ア・ブラッドアロー・ストレイト。

放たれた矢のように強引に真っ直ぐに目的へと向かう。


さて、『終(上)』第2の事件がこちら。今回、登場人物は自明。起きたことにも不可能性は全く無い。問題なのは、彼ら彼女らは何故そんなことをしたのか、という動機。ただひたすらに動機を突き詰めていくタイプのお話なのです。不可解な殺人事件が起こって、それに対して情報を集めた探偵が関係者を一堂に会させて「お前が犯人だ」と言う。そんなステロタイプばかり考えている人には完全に思案の外だろうが、これも十分ミステリー足り得るものです。

あぁ、ただ一つだけ明らかにおかしいことがある。賢明なる視聴者の皆さんは或いはお気付きかもしれないが。それは極めて不可能性の高い、本当に不可解な現象だ。だが、これは作中人物が追いかけていくこととは、今は、特に関係無いので置いておく。後で纏めて記すことにしよう。


本題。アニメ版今回の範囲内の話。肝心要の部分を一気に流されてしまうのが少し不満である。あれとかあれとか、あんな描写では完成度が落ちる、と思う部分が幾つもある。モンティ・ホール問題が数学の問題であること、は大して重要ではないけど、両親が警察官であることは阿良々木くんにとって羽川や戦場ヶ原にさえ話していない秘密事項であることは触れてほしかった。あと、中学の時に使っていた下駄箱を今調べる異常さとか。

両親の件はオチが読めるから補正を掛けた、という製作者側の親切心だという可能性も少しはあるけど、だとしたら大きなお世話だ。それは読めても問題無いんだよ。この話のミソは、老倉や阿良々木くんが何を思いそのような行動をとったかであって、そこに相応の面白味があれば十分だ。まぁ、これは殆ど言いがかりだと自分でも思う。

それよりも下駄箱の件が問題だ。不審者扱いされるかもしれないとか、今使っている人間がいるかもしれないとかそういったことを気にせねばならないかなり異常な状況ですからね。それを言わないのはどうかと思う。これは、このシリーズ特有の異常な絵面で誤魔化されかねなないのが最高に困る。そう思ってしまったら、明らかにおかしいこともおかしいことと思えまい。


文句ばかり言ってしまったが、最低限のネタは振られていて楽しめる。もともと『終(上)』は一冊に複数のエピソードを入れている連作故、個々のエピソードは下手な長編よりよほど内容が濃いのだが、アニメ版はさらに雑談を可能な限り切っていて冗長さが殆ど無い。勢いがある。あり過ぎてためが無いのを問題とも感じたわけだが、それは措いといて、ある。これもまた原作の読書体験の再現を感じ(セカンドシーズンは原作もアニメ版も後半冗長さがひどかった)、良いアニメ化と言える。
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テーマ : 〈物語〉シリーズ
ジャンル : アニメ・コミック

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