終わりのセラフ 第13話「人間のセカイ」
今度の舞台は名古屋だ。
それに合わせてかは知らないが愛知の放送時間が変わっている。
というわけで、唐突ですが記事を書き始めます。ただし、次回以降も続くかどうかは別問題。何事も常に予定は未定。まぁ、結構楽しみにしているので、なるべくやって行きたくはある。
さて、本編。おさらいの話も挟んだし、と言わんばかりに特に説明も無く第12話の続きとして話が進む。むしろ、第12話の続きとしてもやや飛ばし過ぎなぐらい。今回は、巧みな編集で色んな話題を盛り込みつつ、全体的には原作漫画単行本第5巻の内容を一気に進めた、そういう展開である。その結果、どいつもこいつも怪しい。シノアとのやり取りが清々しいんだか韜晦してるんだかよく分からないグレンといい、“面接”の全てが理不尽な暮人といい、いつも通り意図が読めないフェリドといい。
ところで、例の面接で一番かわいそうなのは誰であろうか。身に覚えのないスパイ疑惑に巻き込まれた優ちゃん、いやいや。そのためだけに無意味に痛めつけられた君月や与一、まだまだ。前振りの前振りのために、踏み絵として殺させられた名もなき吸血鬼。彼よりかわいそうな奴はいないだろう。この作品、人間は吸血鬼にとっては家畜に過ぎない、などと言われているが、実際には人間のせいで吸血鬼がひどい目に遭っている方が印象に残る。
個人的に、今回一番の見どころは、最後のミカのところ。血を吸いたいという、言うならば吸血欲。人間の三大欲求に加わる、あるいはその一部にすり替わる、この本能こそ私が吸血鬼という怪物に求めるものだ。吸血鬼というのはこれが無くてはいけない。そう考える私にとって大変満足行く類の描写が見られた。お話としても、本来別のところであるフェリドがちょっかい掛けてくるシーンをここに継ぎ接ぎして、また別のシーンへの補完にしており、構成が上手い。
吸血鬼と言えば、最初の方でシノアが吸血鬼の生態について少々触れているが、これを鵜呑みにすると極めて謎めいていると言わざるを得ない。吸血鬼は数が増えることを好まない、人間を吸血鬼に変える権利は貴族のみが持つ。なんか、人数が増えるペースが物凄く遅そうである。むしろ増えなさそう。人間を変える以外にも繁殖の方法があるにしても、人数が増えるのを嫌う時点で、そんなに増えそうにない。その割にはしょっちゅうモブが殺されている。これで本当に社会が成り立っているのだろうか。謎めいているとしか言いようがない。
それに合わせてかは知らないが愛知の放送時間が変わっている。
というわけで、唐突ですが記事を書き始めます。ただし、次回以降も続くかどうかは別問題。何事も常に予定は未定。まぁ、結構楽しみにしているので、なるべくやって行きたくはある。
さて、本編。おさらいの話も挟んだし、と言わんばかりに特に説明も無く第12話の続きとして話が進む。むしろ、第12話の続きとしてもやや飛ばし過ぎなぐらい。今回は、巧みな編集で色んな話題を盛り込みつつ、全体的には原作漫画単行本第5巻の内容を一気に進めた、そういう展開である。その結果、どいつもこいつも怪しい。シノアとのやり取りが清々しいんだか韜晦してるんだかよく分からないグレンといい、“面接”の全てが理不尽な暮人といい、いつも通り意図が読めないフェリドといい。
ところで、例の面接で一番かわいそうなのは誰であろうか。身に覚えのないスパイ疑惑に巻き込まれた優ちゃん、いやいや。そのためだけに無意味に痛めつけられた君月や与一、まだまだ。前振りの前振りのために、踏み絵として殺させられた名もなき吸血鬼。彼よりかわいそうな奴はいないだろう。この作品、人間は吸血鬼にとっては家畜に過ぎない、などと言われているが、実際には人間のせいで吸血鬼がひどい目に遭っている方が印象に残る。
個人的に、今回一番の見どころは、最後のミカのところ。血を吸いたいという、言うならば吸血欲。人間の三大欲求に加わる、あるいはその一部にすり替わる、この本能こそ私が吸血鬼という怪物に求めるものだ。吸血鬼というのはこれが無くてはいけない。そう考える私にとって大変満足行く類の描写が見られた。お話としても、本来別のところであるフェリドがちょっかい掛けてくるシーンをここに継ぎ接ぎして、また別のシーンへの補完にしており、構成が上手い。
吸血鬼と言えば、最初の方でシノアが吸血鬼の生態について少々触れているが、これを鵜呑みにすると極めて謎めいていると言わざるを得ない。吸血鬼は数が増えることを好まない、人間を吸血鬼に変える権利は貴族のみが持つ。なんか、人数が増えるペースが物凄く遅そうである。むしろ増えなさそう。人間を変える以外にも繁殖の方法があるにしても、人数が増えるのを嫌う時点で、そんなに増えそうにない。その割にはしょっちゅうモブが殺されている。これで本当に社会が成り立っているのだろうか。謎めいているとしか言いようがない。
スポンサーサイト
トラックバック
終わりのセラフ 名古屋決戦編 第13話「人間のセカイ」
終わりのセラフ 名古屋決戦編の第13話を見ました。
第13話 人間のセカイ
新宿攻防戦にて優一郎はミカエラと再会を果たすのだが、ミカエラはその身を吸血鬼へと変貌させており、家族を救うため、仲間を守るため、知識と力を求める優一郎は吸血鬼を人間に戻す方法を模索していた。
「ま~たエロ本ですか?これだから男の子は…」
「おい、返せ」
優一郎が人間の吸血鬼化について調べてい...
終わりのセラフ 名古屋決戦編 第13話「人間のセカイ」
第13話「人間のセカイ」
次の舞台は名古屋らしい。
吸血鬼はまたヘリに乗って移動かしら?w
終わりのセラフ 名古屋決戦編 TokyoMX(10/10)#13新
第13話 人間のセカイ
グレン中佐に斬りかかり説明を求めるシノア。
シノアの姉真昼を殺して鬼呪装備として剣の中に封じたグレン。
真昼に殺されるなら本望だと告げるが、シノアの問には答えない。
優一郎は図書館でミカエラを人間に戻せるか調べていた。
シノアは本の内容を見て知っていることを話す。
人間は吸血されても吸血鬼には成らない、貴族だけが吸血鬼に出来る。
吸血鬼を人間に戻す術は知らない。
...
(アニメ感想) 終わりのセラフ 名古屋決戦編 第13話 「人間のセカイ」
投稿者・鳴沢楓
☆アニメを濃く熱く語りたい人は集まれ~!毎週水曜日22時と金曜日21時半より
アニメ系ネットラジオ「ピッコロのらじお♪」を放送!一週間のアニメの感想を語り合っています。
掲示板も設置、アニメ交流してみない?初めての方も大歓迎だぜ~!!
↑ポチって押して頂けると励みになります。コメントを頂けるとコメントレスさせて頂きます!
終わりのセラフ 名古屋決戦編 第13話「人間のセカイ」
「柊家の人間は怖い人ばかりなので気を付けて下さいね」
柊家からスパイ容疑を掛けられた優一郎
名古屋決戦編スタート!
【第13話 あらすじ】
優一郎に宿る謎の力の暴走により、新宿防衛戦は終結。優一郎はミカエラが生きていることを知り、吸血鬼から家族を取り戻すことを決意する。その矢先、優一郎は柊家から身に覚えのないスパイ容疑をかけられてしまう!日本帝鬼軍を組織し、今なお絶対的な権...