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Charlotte 第10話「略奪」

デイ・オブ・ザ・崩壊。

問題点は解決したのか。それが問題だ。


いよいよ、タイムリープ能力者乙坂兄による説明がなされたわけだが、何とも言えない気分にさせられる説明であった。というか、ハッキリ言おう。全然納得できない。結局ベタな時間の繰り返しで、スペックの引継ぎは乙坂兄だけ。有宇が記憶を持ち越しているかのような現象がどういうことかはまるで説明出来ていない。研究所の態度の違いも説明出来ない。能力者を廃人にするような輩には見えない、というのは私の主観に過ぎないにしても、捕まえている人間が違うのは明らかに不自然だ。会長の兄が捕まった時には妹である会長自身は捕まらなかったようだが、有宇の夢の世界ではまだ能力に目覚めてもいない妹を含む乙坂家全員が捕まっている。

これら疑問点全てに解決を付ける策が実は一つだけある。有宇の見た夢は本当にあくまで夢だった、過去の周回の記憶などではなかった、ということにするのだ。過去の記憶を持ち越す筈がないこととの齟齬も、描写に整合性が無いのも全て解決だ。しかし、この手段には重大な欠陥がある。言うまでもないが、有宇が重大な事実を思い出したことで話が進んだ、というここまでのノリが全て無意味になる点だ。どうしてくれよう。


それにしても重みの無い時間の繰り返しである。一周するのに結構時間を掛けているようだし、その間に結構いろんな事件があった筈なのだが、そこに大変さが全くと言って良いほど感じられない。これほど重みを感じない時間の繰り返しの話も珍しい。だが、これは別に悪いとは言い切れないと思う。同じ時間を何度も繰り返している人はみんな『Steins;Gate』のように繰り返すことによって苦労しているって風にばかり語らねばならん、という道理はない。そういう作品があっても構わないと思います。

あんなものは話の作り方の一つに過ぎないのだ。時間の繰り返しの話も数あり、傑作と思うものも人によって様々だろう。私の場合『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』を外せない。知らない人は自分で調べていただきたい。この手のジャンルを語る際出てくることは少ないが、最近のオタクが話題にする大抵の作品よりは古く、歴史を語る上では重要だと思うのだ。だが、何より作品の性質が重要だ。小説や漫画やアニメという従来のジャンルでは同じ時間を繰り返すといってもそれはあくまで作中の現象であり、読者、視聴者にとってはそういう設定で物語が進んでいるに過ぎない。ゲームにしても『Steins;Gate』のようなノベルゲームでは小説と大差無い。時間が繰り返される、という物語を見ているようなものだ。

しかるに『ムジュラの仮面』は違う。これはプレイヤーが自らの意志で時間をやり直していくゲームなのだ。それによって各周回であった様々な冒険や人間ドラマは大体無かったことになる。大抵の人はそこになんらかの気分を味わうであろう。まさに、同じ時間を繰り返す人の立場にプレイヤー自身がなっていると言える作品である。世の中にはこういうものもある。


話が逸れた。乙坂兄のタイムリープ話は説明としてはまるで納得できなかったのけれど、会長たちの話は中々面白かったよ。有宇の真の能力を熊耳のおかげで最初から知っていた。これは予想外だったが、なるほど、言われてみればごく自然なことだ。この作品は深読みしたら負けだと思って考えもしなかったよ。

しかし、なんだな。熊耳は不自然に髪を顔の前に垂らし、水を被ることで自らの存在を隠していた、ということは水が無ければ能力を使えないというのは嘘情報だろう。そして、会長は熊耳の素顔を知らなかった。ということは、正しい情報を知らされていなかったという意味と恐らく等しい。会長が偉そうなだけで重要な情報にはまるで詳しくない、というところが変わるわけではない。スカッとした。
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テーマ : Charlotte(シャーロット)
ジャンル : アニメ・コミック

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