PSYCHO-PASS2 第6話「石を擲つ人々」
黒々とした追跡者。
碌な奴がいない。いや、むしろ碌な敵がいない。
軍事用ドローンを乗っ取り、操るプログラムがゲームの形をとって市井に流されていました。一般人が自覚無く軍事兵器で大量殺戮を繰り広げてしまうのだ。というのが前回から今回にかけて繰り広げられるカムイの計画の第一段階なのだが、正直どうでも良い。朱は、殺意無く殺す彼らの色は何色かとでも問いたいのか、などと深読みしているが仮にそうだとしたら随分とずれた問いです。
この件にかかわった一般人はいわば悪質なウィルスを掴まされただけだ。他に、麻薬のような違法なものをいつの間にか人に押し付けたり、普通のものでも敢えて手放して盗まれたと主張したり、といったたとえでも良いかもしれない。かように他人を自覚の無い犯罪に陥れる手口なんてものは昔から幾らでもありおかしくもなんともない。そういうのはむしろ犯罪の被害者と言うべきだ。現実現代ではそこからなんとしても当人が犯罪を行ったことにしようとする警察や検察と、違うと言う被疑者との間で不毛なやり取りが続いたりするわけだが、シビュラシステムはこれを確実にクリアする筈である。むしろこれこそシビュラシステムの管理、統制が犯罪捜査や司法にまで及んだことによるメリットの一側面である。シビュラを揺さぶるにはあまりにもずれている。
ゲームという偽装が暴かれたことで一般人たちは現実を突きつけられました。あまりの惨状に見た者たちはこぞって気分を悪くし、エリアストレスが上がる。それを見て教授が一言「集団によるサイコパス汚染か。まるでシビュラによる秩序の弱点を一つ一つ確認しているみたいだな」。え、今のがシビュラの弱点なの、なんで。単に処理が追いつかないほどの物量攻撃を仕掛けてるだけだろ。それ、大抵の戦いには当てはまるだろ。シビュラの弱点なんて大げさに言うことか。
あと、教授の一言でプログラムのサーバーが分かったところ、教授を凄そうに見せるために周りが馬鹿にされた感があるのがなんとも。ここのところ、毎回のようにこういう流れがあるぞ。しかも、どれもこれもやたらしょぼい。いい加減にして欲しい。
回を重ねるごとに怪しくなってきた東金が本性を見せた、かもしれない。その部屋には、朱が配属されてから今日に至るまでの夥しい記録の数々が。しかもなんか、ドミネーターで色相を見ながら、黒く染めたいとか言っている。何たる危険なストーカー気質か。尤も、とても面白い人になってきた気もする。危険そうな印象がミスリードで良い人って裏があっても勿論構わないが、見たまま危険人物であってもそれはそれでおいしい。優秀な部下と見せかけて、実際仕事は優秀なんだが、中身が異常。強敵であると強調するばかりで魅力がまるで感じられないカムイや徹頭徹尾無能なだけの霜月よりよほど面白いじゃないですか。
碌な奴がいない。いや、むしろ碌な敵がいない。
軍事用ドローンを乗っ取り、操るプログラムがゲームの形をとって市井に流されていました。一般人が自覚無く軍事兵器で大量殺戮を繰り広げてしまうのだ。というのが前回から今回にかけて繰り広げられるカムイの計画の第一段階なのだが、正直どうでも良い。朱は、殺意無く殺す彼らの色は何色かとでも問いたいのか、などと深読みしているが仮にそうだとしたら随分とずれた問いです。
この件にかかわった一般人はいわば悪質なウィルスを掴まされただけだ。他に、麻薬のような違法なものをいつの間にか人に押し付けたり、普通のものでも敢えて手放して盗まれたと主張したり、といったたとえでも良いかもしれない。かように他人を自覚の無い犯罪に陥れる手口なんてものは昔から幾らでもありおかしくもなんともない。そういうのはむしろ犯罪の被害者と言うべきだ。現実現代ではそこからなんとしても当人が犯罪を行ったことにしようとする警察や検察と、違うと言う被疑者との間で不毛なやり取りが続いたりするわけだが、シビュラシステムはこれを確実にクリアする筈である。むしろこれこそシビュラシステムの管理、統制が犯罪捜査や司法にまで及んだことによるメリットの一側面である。シビュラを揺さぶるにはあまりにもずれている。
ゲームという偽装が暴かれたことで一般人たちは現実を突きつけられました。あまりの惨状に見た者たちはこぞって気分を悪くし、エリアストレスが上がる。それを見て教授が一言「集団によるサイコパス汚染か。まるでシビュラによる秩序の弱点を一つ一つ確認しているみたいだな」。え、今のがシビュラの弱点なの、なんで。単に処理が追いつかないほどの物量攻撃を仕掛けてるだけだろ。それ、大抵の戦いには当てはまるだろ。シビュラの弱点なんて大げさに言うことか。
あと、教授の一言でプログラムのサーバーが分かったところ、教授を凄そうに見せるために周りが馬鹿にされた感があるのがなんとも。ここのところ、毎回のようにこういう流れがあるぞ。しかも、どれもこれもやたらしょぼい。いい加減にして欲しい。
回を重ねるごとに怪しくなってきた東金が本性を見せた、かもしれない。その部屋には、朱が配属されてから今日に至るまでの夥しい記録の数々が。しかもなんか、ドミネーターで色相を見ながら、黒く染めたいとか言っている。何たる危険なストーカー気質か。尤も、とても面白い人になってきた気もする。危険そうな印象がミスリードで良い人って裏があっても勿論構わないが、見たまま危険人物であってもそれはそれでおいしい。優秀な部下と見せかけて、実際仕事は優秀なんだが、中身が異常。強敵であると強調するばかりで魅力がまるで感じられないカムイや徹頭徹尾無能なだけの霜月よりよほど面白いじゃないですか。
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「常守監視官、君に裁きを見届けて欲しい」
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PSYCHO-PASS 2 フジ(11/13)#06
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第6話「石を擲つ人々」
ゲーム画面もホロ・・・
こりゃ鹿矛囲と雛河くんのホロ対決とかありそう。
国防省のドローンをハッキングしてゲームとリンクさせた鹿矛囲。
相変わらずザルセキュリティかよw
【アニメ感想】PSYCHO-PASSⅡ サイコパス 6話
前回の感想
原作に虚淵氏がいたからって、仲間を殺し過ぎじゃない?
なんていうか色々残念。ドミネーターを奪うにしてももっと賢いやり方があるだろうに。
酒々井監視官がシビュラシステムに泳がされているなら、大量に取りに行くこともできるんじゃないか?
(^-^)
今作ではおそらくシビュラシステムの欠陥、弱点について取り上げた作品なのだろうけど、
劇場版という未来の話では日本以...
今はそれを遂げさせてくれ/Gのレコンギスタ8話他2014/11/15感想
<記事内アンカー>
ガンダム Gのレコンギスタ 第8話「父と母とマスクと」
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PSYCHO-PASSサイコパス2~#6「石を擲つ人々」
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