アルドノア・ゼロ 第7話「邂逅の二人」
二つの運命が一瞬交わる。
こういう構造は大好きですよ。
冒頭、前回私がバカにしまくった、スレインが伊奈帆たちにたどり着くまでの行動をバカみたいに懇切丁寧に説明し始めたのが中々笑った。この説明もあまり上手いこと言えてない気はするが。トリルランを倒したのはオレンジ色って、いやいや、あのときの地球側カタフラクトは全部オレンジ色だっただろ。記録によれば種子島に向ったって、なんでそんな記録があるのやら。
最後の伊奈帆とスレインとの会話のキャッチボールは中々面白かった。各々が自分の立場に基づき、自分に出来うる限りのことを考えた結果絶妙に破綻をきたす。ここだけ虚淵玄本人が書いたように虚淵玄っぽいぞ。彼の考えるようなストーリーは彼本人が書かないと駄目だと思っていたが、今回で少し見直した。
また、私はそもそも、同時に進められていた複数の物語が一瞬交錯する、一点に収束する、という構造が好きなのでその意味でも面白かった。実質全く別の内容である伊奈帆たちの話とスレインの話とが少しだけ交わり、そして離れる。この構造そのものは大いに好みだ。とはいえ、このままだといい加減スレインが哀れなだけなので何とかして欲しい、という物語構造の面白さとは全く違う思いもまたどうしようもない。
フェミーアンのカタフラクトは、三対六本の腕の拳を遠隔操作するだけでなく、奥の手として自らを拳のようにして飛び回ることも出来る。なんという趣味の産物としか思えない機能。普通に、腕とは関係なく本体が動けるでは駄目なのか。あと、拳は巨大な分子になることで耐久力を挙げ壊されなくなるらしい。科学用語を使ってるだけで全くもっともらしくない説明だな。耐久力って巨大な分子になることで上げられるものでしたっけ。そもそも分子構造をどうやって変えてるんだ。
そして、地球側は種子島に眠っていたアルドノア搭載機を手に入れました。アセイラム姫が偽装を解いているし、どうやら、アセイラム姫のおかげで動かせたっぽい。いつまでも間抜けな弱点がある奴ばかり敵にするのは不自然だから、似たような力を手に入れて体制を整えるは自然。アルドノアを動かせるのは皇帝の一族及び許可を与えられた者だけという設定を活かしてもいる。けれども、なんだか納得行かない気分だ。
アセイラムがその正体を艦内の一部とはいえ、より多くの者に教えるという、これまた盛り上がりそうな話題を軽く済まされたせいか。まぁ、前回ラストに至るまでのスレインの経緯が今回冒頭に回ったみたいに、これも次回に語るのかもしれないけど、この場合はそうすると面白みがなぁ。とはいえ、伊奈帆とスレインとの交錯を今回だけで終わらせるという構成も捨て難いか。
こういう構造は大好きですよ。
冒頭、前回私がバカにしまくった、スレインが伊奈帆たちにたどり着くまでの行動をバカみたいに懇切丁寧に説明し始めたのが中々笑った。この説明もあまり上手いこと言えてない気はするが。トリルランを倒したのはオレンジ色って、いやいや、あのときの地球側カタフラクトは全部オレンジ色だっただろ。記録によれば種子島に向ったって、なんでそんな記録があるのやら。
最後の伊奈帆とスレインとの会話のキャッチボールは中々面白かった。各々が自分の立場に基づき、自分に出来うる限りのことを考えた結果絶妙に破綻をきたす。ここだけ虚淵玄本人が書いたように虚淵玄っぽいぞ。彼の考えるようなストーリーは彼本人が書かないと駄目だと思っていたが、今回で少し見直した。
また、私はそもそも、同時に進められていた複数の物語が一瞬交錯する、一点に収束する、という構造が好きなのでその意味でも面白かった。実質全く別の内容である伊奈帆たちの話とスレインの話とが少しだけ交わり、そして離れる。この構造そのものは大いに好みだ。とはいえ、このままだといい加減スレインが哀れなだけなので何とかして欲しい、という物語構造の面白さとは全く違う思いもまたどうしようもない。
フェミーアンのカタフラクトは、三対六本の腕の拳を遠隔操作するだけでなく、奥の手として自らを拳のようにして飛び回ることも出来る。なんという趣味の産物としか思えない機能。普通に、腕とは関係なく本体が動けるでは駄目なのか。あと、拳は巨大な分子になることで耐久力を挙げ壊されなくなるらしい。科学用語を使ってるだけで全くもっともらしくない説明だな。耐久力って巨大な分子になることで上げられるものでしたっけ。そもそも分子構造をどうやって変えてるんだ。
そして、地球側は種子島に眠っていたアルドノア搭載機を手に入れました。アセイラム姫が偽装を解いているし、どうやら、アセイラム姫のおかげで動かせたっぽい。いつまでも間抜けな弱点がある奴ばかり敵にするのは不自然だから、似たような力を手に入れて体制を整えるは自然。アルドノアを動かせるのは皇帝の一族及び許可を与えられた者だけという設定を活かしてもいる。けれども、なんだか納得行かない気分だ。
アセイラムがその正体を艦内の一部とはいえ、より多くの者に教えるという、これまた盛り上がりそうな話題を軽く済まされたせいか。まぁ、前回ラストに至るまでのスレインの経緯が今回冒頭に回ったみたいに、これも次回に語るのかもしれないけど、この場合はそうすると面白みがなぁ。とはいえ、伊奈帆とスレインとの交錯を今回だけで終わらせるという構成も捨て難いか。
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しかし戦い終わって…あっさり敵という伊奈帆。
どうしてそーなるの?(^^;
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そこには15年前のヘブンズ・フォールで鹵獲されたものがあった…
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「敵の敵なら味方で無くても役に立つ」
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そして、種子島の隠しドックにあったのは――
トリルランとブラドを倒したのがオレンジ色のカタフラクトだと確かめたスレインは
姫様の行方に繋がる唯一の手掛かりとして オレンジ色の機体を追いスカイキャリアで揚陸城から離脱
飛行データから種子島方面に向い、アレイオンではなくスレイプニールに...