メカクシティアクターズ 第10話「空想フォレスト」

化物の一族。

納得もしたし、意外性もあった。


化物の話、完結編といった趣。化け物の話と現在の話とが上手く繋がり、謎が解けていく感じが実際面白い。化物、名前はアザミ、が異界へと消えた事情の歴史的真実。この辺の事情に関しては続く娘たちの話も含めて、まぁ、いかにもって感じの、言っては悪いが陳腐な話だ。重要なのはこの後。残された娘シオンが更に生んだ子供こそがマリーだったこと、アザミが作った異界の実態など。細かく言い出すと色々あるが、この辺の流れは素直に感動した。

マリーの正体は合点が行った。思わぬ形で因縁があることが多いこの作品でマリーだけ不自然に他との繋がりが少ない、しょっちゅうセトとともにいるがセトの過去に彼女の姿はない、彼女だけ何故能力を得たのかの経緯が説明されていない、あと一部の映像、これらの点から怪しいとは思っていたがそれらが全て繋がった。

怪しいと思っていたことが上手く繋がっただけなら納得は行くが意外ではない。しかし化物アザミの孫だったことだけは、予想しなかったな。関係があるとは思ったが。女王であることは前回の時点で、むしろそれがミスリードなのでは勘ぐってしまうぐらい、十分予想できることだったが、これのおかげでそもそも何故彼女が女王でなのかという点まで説明できるようになったし、納得かつ意外な展開だ。


アザミは現在のメカクシ団団員の能力を全て一人で使えたようだ。バトルものなら間違いなくラスボスの能力だ。しかし、これはバトルものではなく、それどころか彼女は時系列上最初の被害者ですらある。妙な力があったばかりに却ってひどい目にあった、そんな非業の運命の最初の被害者。これは結構興味深いところ、かもしれない。

そんな風に考えると、アザミを唆して異界を作らせた蛇というのは人を弄ぶ非業の運命の化身などとも言えるかしれない。それはさておき。異世界でアザミに対して偉そうにべらべら喋ってた蛇がアザミに世界を作らせた蛇であり、同時にセンセイにとりついたとても賢い蛇、で良いんでよね。あまり純粋な悪党や加害者がいないこの作品で一人(?)だけ徹頭徹尾見事な悪役振りを貫いているが、さてこれからどうなるかな。もし最後まで貫いたら高く評価したい。


最後にマリーがコノハを見つけ、友達になり、他の連中との合流を図る。うん、少し強引な展開だ。コノハの登場があまりに唐突、と思ったけれどコノハの登場は大抵いつも唐突で不自然だな。それはそうと、この前にマリーは自分の部屋で目を覚ましたわけだが、この部屋で写真を見つけて驚いていたシンタローは一体どこへ。以前、話が唐突に切れて過去話に入ったと思ったら、それらは全て回想で話は普通に続いてました、という展開があったので(第5~7話)これもそのようなネタかと思ったら、いつまでたってもシンタローの視点が戻ってこない。
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テーマ : メカクシティアクターズ
ジャンル : アニメ・コミック

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