メカクシティアクターズ 第4話「カゲロウデイズ」

繰り返される時の檻。

うん、これは怖い。


第2話で如月モモが出会ったシツレイな少年、ヒビヤ。彼がその後どうしていたのか、そんなところから今回の話は始まる。或いは、それが今回の全てとも言えるかもしれない。彼の物語はとても奇妙なものであった。

一言で言ってしまえば、今回は時間の繰り返しものである。ネタとしてはもはやありふれたものになりつつあるが、その描き方は独創的で見ている側にえもいわれぬ恐怖を呼び起こす。そう、恐怖だ。このエピソードの最たる特徴は恐怖と言って良いと思う。

先ず、何が原因で繰り返されているのかよく分からないのが怖い。何か条件を満たさないと抜け出せない状況に嵌っているのか、何者かが意図を持って繰り返しているのか、それさえも明瞭ではない。更に一連の騒ぎの中、何が起きているの説明が殆ど無いのも怖い。確実に言えるのはヒビヤが片思いしている少女が死ぬことと、その度に巻き戻っているということとの二つぐらいだ。そのような結果だけが残り、途中過程は殆ど描かれていないのが不気味で恐ろしい。

時間の繰り返しは近頃矢鱈と流行っている、というか流行っていた気がするけれど、近頃のものはえてして繰り返すことによる悲しみとか辛さとかを重点しがちだ。何度も同じような痛ましい事件に出会うことや、それに慣れて感動が磨り減っていくことといった類の悲しみや辛みだ。そういった作品の面白さを否定する気は全く無いが、同じことが繰り返されるのには恐怖もある。そういう路線で久しぶりに良いものが見られた。


しかし、一つの話としては面白かった気もするけれど、繰り返しの理屈が全く理解出来ないせいもあって作品全体での位置はよく分からないなぁ。そして、ED後にはやはり今迄通り全くの別の話が続いていくのであった。このパートは一体どこに向かっているのだろうか。
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テーマ : メカクシティアクターズ
ジャンル : アニメ・コミック

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