ハピネスチャージプリキュア! 第1話「愛が大好き!キュアラブリー誕生!」
十周年記念企画の幕開け。
古き良きアトモスフィアに満ち溢れていて、結構好きだな。
番組が始まるや否や既にプリキュアと敵対組織との戦いは始まっている。そこで視点人物のプリキュアは連戦連敗で、これもやったと思ったらやってないパターンだった。そこに先輩かはたまたよく出来た後輩か、兎に角別のプリキュアがやってきて代わりに華麗に敵を倒す。そして妖精がまた目標に近づいた、みたいなどこかで聞いたようなことを言いながら、プリキュアの方は視点人物を詰って去っていった。ここまで出てきた人はいずれも主人公ではありません。ここでOPが始まり、番組開始から六分ぐらいかかってようやく出てきた人が主人公です。そんな『プリキュア』シリーズとしては中々目新しい構成で始まる本作品。第1話全体に対する第一印象は、個人的には結構良いです。
悪の組織とプリキュアとの戦いは既に始まっており、プリキュアの活躍が世間にも結構知れ渡っている。そういう特殊な世界観から、最初の視点人物キュアプリンセス、そして愛乃めぐみ/キュアラブリー、といった主要人物及びその周辺まで設定を無理なく紹介していく筋が良いですね。あと、登場人物に不快にさせられることが無いのが何より良い。キュアプリンセスは本当に駄目な人だが、描き方が絶妙で不愉快ではない。めぐみは、先ず、単純に良い人です。マナのように不自然なほどに何でも上手くいく超人ではなく、不自然に持ち上げられていないのが好感触。そして、突然出てきた変身アイテムにさっき見てたからと言ってノリノリで対応する適応力が実に素晴らしいと思いました。
本作はシリーズ十周年記念ということで、記念に相応しいことをやろうとしているそうです。先ずは、歴代メンバーの誰かが冒頭でアイサツをするというネタ。これは次回に誰がくるのか考えるのが、実際楽しいと思う。第1話たる今回は
・記念すべき第一作の代表であるブラック。
・逆に直前である『ドキドキ』代表のハート。
・更に『ドキドキ』の中でも特殊な枠で“1”という数字ともかかわりのあるモチーフのエース。
この三択だとは思った。次回は二年目からの追加であるルミナス、二つ目である『Splash Star』代表のブルーム、あたりと考えるのが単純だが、正直、あまり予想がつかない。
与太はさておき。本編も十周年の記念ということか、そこかしこから妙に旧作のアトモスフィアを感じます。単にネタが尽きたのか、わざとなのか限りなく怪しいのが多いけど。不幸を集める敵とか、敵を倒した後にまた少し目標に近づいたと申告する妖精とか。とりあえず、ある程度は意図的に総決算を狙っているのだと思いたい。
中でも、時々妙にデフォルメが効いた絵になったり、突如としてファッションがどうのと言い出したりといった『ハートキャッチ』に似た部分が目についてしまうのは私が特に『ハートキャッチ』を好きだからであろうか。とはいえ、あくまで今回に限った印象だが、全体としてみると本作は『ハートキャッチ』とはあまり似ていない。先ず、コミュニケーション能力に問題がある奴がファッションには五月蝿いと、『ハートキャッチ』の主役級二人の設定がキュアプリンセス一人に詰め込まれている。それにプリキュア存在についての考え方がまるで違う。『ハートキャッチ』のプリキュアは生物の親子関係のように、或いは武術の師弟関係のように、遥かな過去から現在へと脈々と伝わってきたものというイメージがあるのだが、本作にそういう時間のイメージは希薄だ。
『ハートキャッチ』といえば戦闘も印象的だが今回の時点でそれを比べるべきではないだろう、さすがに。まだ第1話であり、今後どう展開するか分からないからな。とはいえ、頼れる謎の人キュアフォーチュンの動きを見てると『スマイル』や『ドキドキ』では殆ど見られなかった派手な格闘戦が出ることを思わず期待させられる。
悪の組織、幻影帝国。帝国、帝国だ。東映特撮でさえ殆ど見かけなくなった帝国だ。『プリキュア』シリーズにしては珍しく雑兵が居るので帝国という名前にもまるで名前負けをしていません。数年前に王国があった気もするが、あれは何で国を名乗ったのか全く理解できないほど中身が無かった。一体どういう狙いで人間社会を攻撃してきたのか全く説明されていないのは、突如として戦いの現場に巻き込まれた主人公と視聴者とで視点を近づけるための処置であり、つっこんではいけない点なのであろう。
古き良きアトモスフィアに満ち溢れていて、結構好きだな。
番組が始まるや否や既にプリキュアと敵対組織との戦いは始まっている。そこで視点人物のプリキュアは連戦連敗で、これもやったと思ったらやってないパターンだった。そこに先輩かはたまたよく出来た後輩か、兎に角別のプリキュアがやってきて代わりに華麗に敵を倒す。そして妖精がまた目標に近づいた、みたいなどこかで聞いたようなことを言いながら、プリキュアの方は視点人物を詰って去っていった。ここまで出てきた人はいずれも主人公ではありません。ここでOPが始まり、番組開始から六分ぐらいかかってようやく出てきた人が主人公です。そんな『プリキュア』シリーズとしては中々目新しい構成で始まる本作品。第1話全体に対する第一印象は、個人的には結構良いです。
悪の組織とプリキュアとの戦いは既に始まっており、プリキュアの活躍が世間にも結構知れ渡っている。そういう特殊な世界観から、最初の視点人物キュアプリンセス、そして愛乃めぐみ/キュアラブリー、といった主要人物及びその周辺まで設定を無理なく紹介していく筋が良いですね。あと、登場人物に不快にさせられることが無いのが何より良い。キュアプリンセスは本当に駄目な人だが、描き方が絶妙で不愉快ではない。めぐみは、先ず、単純に良い人です。マナのように不自然なほどに何でも上手くいく超人ではなく、不自然に持ち上げられていないのが好感触。そして、突然出てきた変身アイテムにさっき見てたからと言ってノリノリで対応する適応力が実に素晴らしいと思いました。
本作はシリーズ十周年記念ということで、記念に相応しいことをやろうとしているそうです。先ずは、歴代メンバーの誰かが冒頭でアイサツをするというネタ。これは次回に誰がくるのか考えるのが、実際楽しいと思う。第1話たる今回は
・記念すべき第一作の代表であるブラック。
・逆に直前である『ドキドキ』代表のハート。
・更に『ドキドキ』の中でも特殊な枠で“1”という数字ともかかわりのあるモチーフのエース。
この三択だとは思った。次回は二年目からの追加であるルミナス、二つ目である『Splash Star』代表のブルーム、あたりと考えるのが単純だが、正直、あまり予想がつかない。
与太はさておき。本編も十周年の記念ということか、そこかしこから妙に旧作のアトモスフィアを感じます。単にネタが尽きたのか、わざとなのか限りなく怪しいのが多いけど。不幸を集める敵とか、敵を倒した後にまた少し目標に近づいたと申告する妖精とか。とりあえず、ある程度は意図的に総決算を狙っているのだと思いたい。
中でも、時々妙にデフォルメが効いた絵になったり、突如としてファッションがどうのと言い出したりといった『ハートキャッチ』に似た部分が目についてしまうのは私が特に『ハートキャッチ』を好きだからであろうか。とはいえ、あくまで今回に限った印象だが、全体としてみると本作は『ハートキャッチ』とはあまり似ていない。先ず、コミュニケーション能力に問題がある奴がファッションには五月蝿いと、『ハートキャッチ』の主役級二人の設定がキュアプリンセス一人に詰め込まれている。それにプリキュア存在についての考え方がまるで違う。『ハートキャッチ』のプリキュアは生物の親子関係のように、或いは武術の師弟関係のように、遥かな過去から現在へと脈々と伝わってきたものというイメージがあるのだが、本作にそういう時間のイメージは希薄だ。
『ハートキャッチ』といえば戦闘も印象的だが今回の時点でそれを比べるべきではないだろう、さすがに。まだ第1話であり、今後どう展開するか分からないからな。とはいえ、頼れる謎の人キュアフォーチュンの動きを見てると『スマイル』や『ドキドキ』では殆ど見られなかった派手な格闘戦が出ることを思わず期待させられる。
悪の組織、幻影帝国。帝国、帝国だ。東映特撮でさえ殆ど見かけなくなった帝国だ。『プリキュア』シリーズにしては珍しく雑兵が居るので帝国という名前にもまるで名前負けをしていません。数年前に王国があった気もするが、あれは何で国を名乗ったのか全く理解できないほど中身が無かった。一体どういう狙いで人間社会を攻撃してきたのか全く説明されていないのは、突如として戦いの現場に巻き込まれた主人公と視聴者とで視点を近づけるための処置であり、つっこんではいけない点なのであろう。
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ジャンル : アニメ・コミック
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始まりましたハピプリ!
最初からプリキュアありき、人間界が敵さんに侵略されとる^^;
敵さんアジトがなんかメルヘンだったw
全体的にソフト路線なのかな。
これまでの変身&魔法少女ものエッセンスがあちこちに。
ひめちゃんはキュアプリンセス!
弱ええ^^;^^;
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たくさんの意味で感動。
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ヒメが良い感じに駄目っぽくて面白い。
飴?が20円って安い気がする。
めぐみはお人よしだけど怖い物は怖いのね、リボンは怖がってるのが駄目みたいに言ってたけど、人間なんだし怖い物は怖いよね。
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…ブラックこれだけ!?とも思っちゃいましたが、
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キュンキュンしますwパッションはいつ来るかなー♪
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の感想です。
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